小学館文庫<br> チーム!〈下〉

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小学館文庫
チーム!〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094062267
  • NDC分類 913.8
  • Cコード C0193

出版社内容情報

卓球少年少女達の青春はいよいよ最終章へ!

「チームみらい」は、本格的に始動した卓球クラブ「チーム山吹」が舞台です。6年生になった陽子は、東小卓球部をやめてチーム山吹での練習に専念することを決意しました。ところが、かつてのライバル美月がメンバーに加わることになり陽子の気持ちは揺れ動きます。さらに陽子と美月はダブルスを組むことになって……。陽子と美月の新たな挑戦が始まります。
そして、シリーズ完結編でもある「チームつばさ」では、純、ルリ、そして大地と広海のそれぞれの新たなチャレンジを描きます。進学校に進んだ純は、廃部寸前の卓球部を立て直すべく、新しい仲間と共に、勉強と部活の両立に全力で挑みます。高校2年生になったルリは、芸能事務所のマネージャーから声をかけられ、モデルになることを決意。高校を続けながらモデルの世界へ足を踏み入れたルリを待っていたものとは……。そしてラストは、大地と広海の物語。卓球の世界でさらなる上を目指すふたりは、ペアを組み全国大会に出場しますが……。
東小卓球部から飛び立ったメンバーたちのさらなる未来への挑戦と奮闘が描かれます。


【編集担当からのおすすめ情報】
小学生だった部員たちの成長を追い続けた『チーム』シリーズ。登場人物と同年代の子どもたちには、まるで実在する友人や後輩または先輩、そして大人の読者には、近所のよく知る子どもたちの成長を見守っているような気持ちにさせてくれる物語です。
親子で一緒に楽しむことのできる小説。
卓球というスポーツの面白さも感じていただけるはず。2016年のオリンピックを前にますます注目の競技の一つである卓球の奥深さを是非味わってみて下さい。

内容説明

「チームみらい」は、クラブチーム山吹が舞台。かつてのライバル陽子と美月がペアを組み、全国大会出場を目指す。時に激しくぶつかり合いながらも次第に信頼を寄せていくふたり。試合を重ねていく中で彼女たちが得たものとは…。「チームつばさ」では登場人物たちのその後が描かれる。進学校で学問と卓球の両立に挑む純、モデルになる決意をしたルリ。一方、卓球の世界でさらなる上を目指す大地と広海は自分達の進路を決めかねていた。悩み抜いた末、ふたりがたどり着いた決断は?『チーム!』シリーズ、遂に完結。

著者等紹介

吉野万理子[ヨシノマリコ]
1970年神奈川県出身。上智大学文学部卒業後、新聞社、出版社に編集者として勤務。『秋の大三角』で第1回新潮エンターテインメント新人賞(現・大賞)を受賞し、小説家デビュー。『チームふたり』は第54回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書。児童書からスポーツ小説まで著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さおり

47
中の感想で上より良かったと書いたけど、下は、それよりさらに良かった。登場人物ひとりひとりが愛おしい。卓球の腕だけでなく、心が強くしなやかに、のびやかに成長していく彼らに、もう夢中です。小学生の時に読んでたら私、卓球やってたな。なんだかんだで吉野さんの目論見通りだわ。2017/02/09

2Tone

6
ついに終わっちゃったという感じで、楽しく読みました。今回は、クラブチームでの陽子が主人公で、全国大会を目指します。そして、純、ルリ、大地のその後。それぞれの進む道は違うけど、いい感じに育っていく。卓球の面白さも味わえたし、またまだ続編を読みたい話でもありました。2018/08/13

masayuki

6
青春スポーツ小説は読み始めたらやめられない。シリーズ3作目も読んでしまった。今回は敵同士で憎み合っていた陽子と美月がダブルスのパートナーになって、お互いが成長していく物語。なぜ青春スポーツ小説が面白いのか。今これを書きながら分かった。それは過去の自分を変えたり、乗り越えたりしながら違う自分に成長していくところに魅かれるからだと思う。成長や再生や変容などと縁遠くなったオジサンに、陽子と美月が元気を与えてくれた。2015/12/24

蕭白

5
一気読みしてしまいました。もっともっと主人公たちの成長を追いかけたいです。2023/12/22

にし

5
★★★★☆チーム最終巻。大地の妹陽子の物語と、そして最後に高校生になった純、ルリ、大地&広海(まだ中学)の物語。 ■最後の物語群は、もうなんともお別れを言いたくない!って感極まるくらい、綺麗な終わり方でした。 ■「勉強って卓球よりもっとわかりやすいんだ。ミラクルなんて決め球なんて、一つもない。毎日少しずつ、少しずつ進んでいくしかない。でも、少しずつでも前に進めるってすごい。・・・」と話す純の心の持ちようが、なんて素晴らしいんだ、と思わず膝を打ちました。吉野さんの子供たちへのエールが心にしみるシリーズでした2016/06/20

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