出版社内容情報
人気アーティストの知られざる下積み時代!
ドラムを叩きながら歌うという独自のスタイルで世の中の度肝を抜き、いまも変わらぬハイトーンボイスで人気を誇るアーティスト、稲垣潤一。小学校時代、初めて聴いたビートルズに衝撃を受けて音楽に目覚め、以来、中学、高校とバンド活動に明け暮れたといいます。
そんな稲垣少年は高校卒業後、就職先を1日で辞めて地元・仙台で「ハコバン」――キャバレーやディスコなどで生演奏するバンド――の世界に飛び込みました。
ハコバンは、プロではありますが、あくまでローカルでマイナーな存在。いくら実力があっても、必ずしもメジャー・デビューできるとは限りません。挫折し、傷つき、それでも前を見据えて一歩一歩歩んでいく姿を、懐かしの洋楽ナンバーとともに描いていきます。
【編集担当からのおすすめ情報】
音楽の話が満載で、とくに洋楽ファンは必見です。
ハコバンを知っている人には懐かしく、知らない人には新鮮に楽しめるでしょう。
洗練された都会的なイメージがある稲垣さんの、意外すぎる面が次々と明かされるので、ファンにはたまらない一冊です。
内容説明
ビートルズに魅せられ、中学時代からドラムを始めた稲垣潤一は、高校卒業後、就職先を一日で辞めて、ディスコやキャバレーで生演奏を聴かせる「ハコバン」の一員となった。「好きな音楽を仕事にできるなんて、最高だ」と思っていたが、メンバー間の確執、ストーカー事件、仲間のドラッグ騒動、ギャラの未払い等のトラブルが続発し、手放しで楽しめる日々ではなかった。それでも自らを奮い立たせながら、仙台で先の見えない音楽活動を続ける潤一に、東京のテレビ局のプロデューサーから声がかかる…。音楽史を裏で支えていた「ハコバン」の光と闇を描く初の自伝。
目次
第1章 十九歳の挫折
第2章 バイトの日々
第3章 ハコバン始動!
第4章 バンドマンの恋
第5章 十日でつぶれた店
第6章 女難の相
第7章 キャバレー・ブルース
第8章 アマチュアとプロの淵
第9章 ディスコ・クライシス
第10章 空白のなかで
第11章 夢のレコード・デビュー
著者等紹介
稲垣潤一[イナガキジュンイチ]
1953年、仙台市出身。ドラムを叩きながら歌うというスタイルと、ハイトーンボイスが注目を集め、1982年に「雨のリグレット」でメジャーデビュー。その後も「ドラマティック・レイン」などヒットを連発し、独自の地位を確立している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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