内容説明
ボートで川下りをしたら滝に落ちそうになり、露天風呂で裸になったらアブの大群に襲われ、103歳のスーパーおばあちゃんと野宿し、電気クラゲの海に飛び込んで…。アウトドア遊びや貧乏旅で、ぼくと悪友たちが遭遇した抱腹絶倒の珍事件を綴る、青春エンタメエッセイ。
目次
第1章 パニック
第2章 よろしく哀愁
第3章 人生いろいろ
第4章 男の勲章
第5章 青空麦酒
著者等紹介
森沢明夫[モリサワアキオ]
1969年、千葉県船橋市生まれ。作家。早稲田大学人間科学部卒業。ノンフィクション作品『ラストサムライ片目のチャンピオン武田幸三』では第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
263
森沢明夫さんは、天然?あるいはバカ?というかアホ?だね。そして類は類を呼ぶというか、友達もその類だね。笑った笑った。面白かったわ。青空でビールを飲むのに、ここまでハチャメチャやるなんて、なかなかできることでない。それを友達と一緒にこういう事ができる関係が羨ましいです。北海道でやらかした二つのネタは爆笑でした。これを読んだら青空の中でビールを飲みたくなりますよ。2018/06/16
masa@レビューお休み中
173
僕の予想なんか及ばないほど、森沢明夫という人はすごかった。もう、この一言に尽きますね。物語や外見から、ワイルドで格好よい人という認識はあったんです。でも、これを読んでしまうと…その認識は根底から覆されますね。エッセイなのですが、いわゆる作家さんの日常の悩みごと的な文章はどこにもないんです。ひとりでフラッと出かけたり、友人と一緒に遠出をしたり、みんなで酒を飲み交わしたり…。ゴムボート、シュラフ、野宿、パンツ一丁、露天風呂、青空ビールなどなど、魅惑的かつ見たことのない世界が繰り広げられているのです。2014/11/12
machi☺︎︎゛
158
森沢さん最高ー!最近森沢さんの泣ける系の小説を読んだばかりだから同じ人が書いたのか⁈って思うくらい面白かった。特にゴムボートでカップルの横を通過していく話、笑いが止まらなかった笑!!でもこんな経験をしているからこそあんないい話も書けるのかなー(*´艸`*)とりあえずビールでも飲もうかな2020/08/22
小梅
157
あんなに泣かせる作品を書いてる森沢明夫さんが、こんなにアウトドアーな人だったなんて!学生時代や若い頃のエピソードなんですけど、もう爆笑爆笑。しかし、小説の中に登場してた赤いGBクラブマンは森沢明夫さんが乗っていたバイクだったのね。森沢明夫さんと同じバイクに私も乗ってたんだなぁ〜とニヤニヤしちゃいました(๑˃̵ᴗ˂̵)2017/04/14
kanegon69@凍結中
147
いやぁ、面白かったぁ!久しぶりに本を読んで笑い転げてしまった。なんて羨ましい青春時代を過ごしたんでしょう。あの優しくて、あったかい小説の傑作を次々と書いている森沢さんのエッセイ。森沢さんはアウトドア大好き、自然大好きな方で、これまたエピソードが凄い!もう笑えるのなんの。やっぱ、青春時代に思いっきりはじけたからこそ、あんな素敵な小説の数々が書けるのかなぁなんて思ったりします。悪友たちも最高!世の中なんだか色々鬱々とする事が多いですが、ちょっとスカッと笑ってみたい、ぐふぐふ♪と腹を抱えてみたい時にお薦めです!2019/10/22