小学館文庫
小説版 ホテルコンシェルジュ〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094062052
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ドラマ「ホテルコンシェルジュ」小説版!

非日常が味わえる外資系一流ホテル「ホテル・フォルモント」。そのホテルの料飲部から念願のコンシェルジュデスクに配属になった天野塔子は、「絶対にお客様にノーと言わない」がモットーの体育会系女子だ。完璧主義者でプロ意識の高い先輩コンシェルジュ・本城和馬や、一流旅館で究極のおもてなしを身につけたヘッドコンシェルジュ・珠久里太一などとともに、日々、お客様の笑顔のために奮闘していた。
一方、合理主義者で利益率を高めることに躍起になる日本法人社長・成沢暎一は、海外のホテルを渡り歩いたホテルウーマン・片岡美穂子を経営戦略室ゼネラルマネジャーに迎える。片岡は部下思いで現場肌の総支配人・鷲尾陵介と元同僚だというが……。
どんなお客様も必ず笑顔にしたい! 豪華なホテルを舞台に、ホテルマン&ホテルウーマンの至極の“おもてなし”を描いたハートウォーミングストーリー!
TBS系ドラマ「ホテルコンシェルジュ」の小説版が早くも文庫化。上巻は小説版第一話から第五話を収録です。

内容説明

外資系一流ホテル「ホテルフォルモント」で働く新米コンシェルジュの天野塔子は、「絶対にお客様にノーと言わない」がモットーの体育会系女子。プロ意識の高いイケメンコンシェルジュ・本城和馬たちとともに、お客様の笑顔のため、日々、奮闘していた。一方、利益率を上げるため、海外のホテルで経験を積んだ片桐美穂子が経営戦略室にやってきた。数字至上主義の片桐は、部下思いの総支配人・鷲尾陵介の元同僚だというが。豪華ホテルを舞台に、ホテルマン&ホテルウーマンの至極の“おもてなし”を描いたハートウォーミングストーリー。上巻は一話~五話を収録。

著者等紹介

モラル[モラル]
1986年福岡県生まれ。早稲田大学在学中の2008年に、ナンセンスコメディ劇団「犬と串」を結成。それ以後、劇団の内外を問わず、脚本家、演出家として幅広い活動を続けている。『小説版 ホテルコンシェルジュ』で、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

13
これって面白い。顧客に完璧を求められ、尚且つ絶対にNoと言わない、コンシェルジェという職業。究極のおもてなしの実現のために、実際に携わっている方々に敬意の念。ただ組織全体としては種々問題が伴うのも事実。本作品の中でも、顧客に良い顔をして、結果として各部門に押し付けることとなる。組織の中に全体最適の意思が通じてなければ本当に難しい、これをやり遂げてる組織、企業が実際に存在するんだ。利益至上主義を第一義とするとこの実現は難しい。個人の絶対的能力と組織調整力を兼ね備えた、登場人物達の人間模様に羨ましさと爽快感。2016/03/17

えるまぁ

1
漫画の「コンシェルジュ」が好きだった私としては買わざるを得ないと思って買ったのに、本棚に積みっぱなしだった。TVドラマ(見てない)のノベライズということで、さらっと読めてそこそこなネタがある反面、良いコンシェルジュとは?と主人公が苦悩したり、先達がヒントをくれたりご縁があったりという成長の本質に迫る展開が薄いのは仕方がないか。放送期間が決まっている上に主人公の恋愛や成長を入れてなおかつ飽きさせないようにするという厳しい条件を考えれば、きっと面白いドラマだったのではないかと思える。2015/10/29

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