出版社内容情報
伝説のクリエーターが明かす名CMの裏舞台
大ヒットCM『ピッカピカの一年生』を作った伝説のクリエーターが明かした知られざる撮影秘話。北から南から個性の強い小学生を探して東奔西走。ヒットの裏側で何百人もの子供を撮ってきた著者だからこそ知り得た、人を感動させる技術を公開。「方言や欠点、隠したがるものこそ魅力でありキャラクターになる」失敗こそが子どもの魅力」(本文より)。とびっきり面白いエピソードに加え、植田正治、金子兜太、松尾芭蕉、ピカソ、スティーブ・ジョブスなど、さまざまな一流人から学んだ箴言もわかりやすく紹介。「無垢の力」こそクリエイティブの源と解く、深い示唆に満ちた一冊。解説は人気エッセイストの酒井順子さん。
内容説明
一九七八年にオンエア開始されるや大ヒットを記録したCM『ピッカピカの一年生』を作った伝説のクリエーターが明かす知られざる撮影の舞台裏。北から南から個性の強い小学生を探してロケを続ける若きスタッフ達の汗の努力。そして何百人もの子供を撮ってきた著者だからこそ知り得た、人を感動させる思考とは何か。植田正治、松尾芭蕉、ピカソ、スティーブ・ジョブスなど、一流人から学んだ箴言もわかりやすく紹介。
目次
第1章 「ピッカピカ」の精神の素(『童暦』に、心を撃たれた;毎日生まれ変われる人が、新しい ほか)
第2章 こうして「ピッカピカの一年生」は生まれた(セリフに宿っていた生きものの力;不朽の名セリフ「ランドセル、買うてもうてん!」 ほか)
第3章 ピッカピカの発想と技術(僕らは、他人が見たものによって生きている;言葉で話をするように絵で自由に話せること ほか)
第4章 日本もピッカピカだった(子どものうちに、畏怖の心を育もう;かつて僕たちは皆「バリ島の少年」だった ほか)
第5章 ピッカピカに年を食うための思考法(感動はするけど興奮しない;スティーブ・ジョブズは懐かしさの演出の天才だった ほか)
著者等紹介
杉山恒太郎[スギヤマコウタロウ]
1948年、東京生まれ。立教大学経済学部経済学科卒。電通入社後、クリエイティブディレクターとして活躍。取締役常務執行役員を経て、現在ライトパブリシティ代表取締役副社長。カンヌ国際広告祭金賞ほか国内外受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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