小学館文庫<br> 非合法員

個数:
電子版価格
¥825
  • 電書あり

小学館文庫
非合法員

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 23時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 483p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094061161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

船戸与一衝撃のデビュー作堂々刊行

1977年、非合法員として世界を舞台に暗躍する神代恒彦のもとに、メキシコ内務省保安局から1968年に起こった学生反乱の実質的指導者の四人を始末するよう依頼が入る。その見返りとして高額の報酬を受け取るはずだった神代だが、仲間のベトナム人、グエン・タン・ミンの裏切りに遭い、まんまと金を持ち逃げされてしまう。グエンを捜し出し報酬を取り戻そうとするものの、神代の行く手を、何者かが次々と阻んでいく。最初は、全てグエンの仕組んだ罠だと思っていた神代だが、実は、強大な組織が自分の命を狙っていることがわかり・・・・・。神代は、過去にいったい何をしたのか?なぜ命を狙われているのか?最大にして最高のスケールで描く船戸与一処女作。巻末に、著者特別寄稿『デビュウ事情』を掲載。

内容説明

一九七七年、非合法員として世界を舞台に暗躍する神代恒彦のもとに、メキシコ内務省保安局から一九六八年に起こった学生反乱の実質的指導者の四人を始末するよう依頼が入る。その見返りとして高額の報酬を受け取るはずだった神代だが、仲間のベトナム人、グエン・タン・ミンの裏切りに遭い、まんまと持ち逃げされてしまう。グエンを捜し出し金を取り戻そうとするものの、神代の行く手を、何者かが阻む。実は、強大な組織が神代の命を狙っていたのだ。神代の過去にいったい何が?最高のスケールで描く船戸与一処女作。巻末に、著者特別寄稿『デビュウ事情』を掲載。

著者等紹介

船戸与一[フナドヨイチ]
1944年、山口県下関市生まれ。早稲田大学法学部卒。『山猫の夏』(吉川英治文学新人賞)、『猛き箱舟』(日本冒険小説協会大賞)、『伝説なき地』(日本推理作家協会賞)、『砂のクロニクル』(山本周五郎賞)、『虹の谷の五月』(直木賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きょちょ

25
デビュー作だが、さすがに船戸与一だ! 面白い。 政府機関などから依頼されて人殺しを行う「非合法員」が主人公。 ある仕事を終えた後、一緒に仕事をしていたベトナム人に裏切られ、彼を追い復讐しようとする。 また、謎の組織から狙われるが、狙われる理由は主人公は全く思い当たらない。 誰が自分を殺そうとしているのか・・・。 最後まで謎は尽きないし、途中、個性的な人物もそれぞれの人生をおくる事になる。 終わりは良い意味で切なさが残る。 この人の冒険小説は、誰かに似ているようでそれでもないところがある。 ★★★★ 2018/09/01

金吾

20
誰が味方かわからない状態で次々と登場人物が死んでいきます。ラストがあっけない気がしましたが、話のテンポがいいため読みやすい作品です。2021/12/02

12
船戸与一デビュー作。勢いがすごい。余りに人が死にすぎて、登場人物がめちゃくちゃ多い。いったい一冊に何冊分の展開が詰め込まれているのか。そして、いつも変わらぬのは主人公自身の生の否定。この年になると、これが意外と心に沁みるのだ。 2019/12/13

泉 勇一郎

4
この人の文章はデビュー当時にすでに確立されていたんだなぁ…と思わされる内容だった。話としてはつまらなかった。人と場面が変わりすぎ。誰が誰だかわからなくなったし、ある意味行き当たりばったりの感じが強いよな。55点。2016/06/06

ぼーじょみ

4
まさにデビュー作に相応しい「若き船戸の作品」って感じ。文体も人物造形も荒削りな部分が目立つけど、それさえも作品のエネルギーとして飲み込んでいるような。にしても次から次へと殺す殺す殺す。何人死んだよ?ノンストップ感は船戸作品群の中でも恐らく最高峰。叛アメリカ史はネタバレ本だけど(小声)、先に読んどくべきかも2016/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9105620
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。