小学館文庫<br> 異境

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小学館文庫
異境

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094060454
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一匹狼の記者と孤立した女性刑事のコンビ!

一匹狼の新聞記者甲斐明人と孤立した女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件-。
本社社会部を追われた甲斐は横浜支局に着任早々、失踪した後輩の行方を追うことに。スクープをつかんでいたらしい彼の足跡を辿るうちに警察内部の腐敗した実情と謎の外国人犯罪集団の存在に行き着く。そして、その二つは繋がっていた……。
情報の鍵を握っているのは県警内で孤立している女性刑事翔子。
「俺は君の正義感を信じたい」「組織の人間としてじゃなくて君個人の正義感。正しいと思ったことをやるべきだと思う」
立場は違うが思いは同じ二人の孤独な戦いが始まった……。
ベストセラー作家・堂場瞬一が描く渾身の1冊。

内容説明

一匹狼の新聞記者甲斐昭人と女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件―。本社社会部から追われた甲斐は横浜支局に着任早々、失踪した後輩の行方を追うことになった。スクープを掴んでいたらしい彼の足跡を辿るうちに、警察内部の腐敗した実情と謎の外国人犯罪集団の存在に行き着く。そしてその二つは繋がっていた…。情報の鍵を握っているのは、潔癖さゆえ県警内で孤立している女性刑事翔子。「組織の人間としてじゃなくて君個人の正義感。正しいと思ったことをやるべきだと思う」手がかりはブラジル国花のピアス。巨大な組織を相手に二人の孤独な戦いが始まる…。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学卒。2000年に『8年』で第十三回小説すばる新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

110
堂場さんのシリーズものではない新聞記者とはぐれ刑事の様な人物が活躍します。主人公の記者は本社社会部から横浜支局に飛ばされてそこで若い記者と親しくなります。その記者が行方不明になるがあまり協力者がいない中、女性刑事が協力を申し出て…、ということで元刑事のタレコミなどもあり、神奈川県警の不祥事も明らかになってきます。若干途中が長すぎる気もしましたが、新聞記者の役割や限界的なところも著者の経験でよく書かれているようです。2023/01/05

オカメルナ

46
初堂場作。「一匹狼の新聞記者・甲斐と女性刑事浅羽祥子が追う謎の失踪事件」という解説に惹かれ読んでみた。う~ん、女性刑事はそれほど出番はなかったと思う。甲斐が孤立無援・一人で後輩新聞記者、二階の足取りを追い、失踪の真相を暴きだしたという印象。テンポ良く読めたけれど、なんとなく物語に乗り切れなくて不完全燃焼といった感じ。初めて手にした本を誤ったか?多作な作家さんなので、他にチャレンジてみよう。2014/06/17

papako

44
堂場節炸裂です!自意識過剰、自己愛、被害者意識のかたまりの新聞記者が、しょーもないことで本流を追い出された。異動先の横浜支局で話しかけてきた若い記者が行方不明に。その事件を追いかけるうちに大きな事件を探り出す。いろんな人を嫌な気分にさせ、巻き込みながら、事件の真相にたどり着き、最後は新聞記者の意地を見せる。この嫌な感じを含めて、もう立派な堂場中毒なんでしょうね。満足です。しかし、帯の女性刑事 翔子 は立ち位置がわからず、活躍もせず。よくわからない登場人物でしたね。。。2014/05/30

風花

37
【堂場瞬一祭り】以前読んだ「チーム」がとても良かったので、今作も楽しみに読み始めたのだが、あまりピンとこないままの読了であった。前半にスピード感がなかったのかストーリーに乗りきれず、終始ドキドキする展開ではなかったように思った。ラストも少々あっけなかったし。でも、主人公の新聞記者独特の心理は興味深く読むことが出来たと思う。時折主人公を行動を共にしていた女性刑事や、その他の同僚や後輩のキャラがあまりはっきりしなかったのも残念だった。今回の選択本は良くなかったのかも。堂場さんはスポーツ系がいいのかな?【★6】2016/05/29

しーちゃん

37
短気がもとで横浜に移動させられた新聞記者の甲斐。左遷先で唯一心を許せそうだった仲間が「特ダネをつかんだ。」と言い残し行方不明になる。聞き込み、親族や恋人の捜索、警察まわり、新聞記者がそこまでやるかと思いつつ、二階のつかんでいたネタ、彼の生存が気になりハラハラ。警察、仕事仲間からも邪険にされ、何度も危険な目にあう孤立無援の甲斐を応援せずにいられない。終盤はどこかで見た刑事物のドラマのようだったが、黒幕は意外な人で驚かされた。泥だらけ、傷だらけでまさに命をかけて書いた甲斐の新聞記事には熱くなった。「男」だね。2014/10/19

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