出版社内容情報
アメリカを襲った同時多発テロの「原点」はここにあり!
2001年9月11日、世界を震撼とさせた「米同時多発テロ」とは何だったのか??その正体を知るためには、イスラム社会と西欧社会の間に潜む深い亀裂から目を背けてはならない。1990年10月、国際ジャーナリスト・落合信彦が東エルサレムで見たものは、まさしく両者を隔てる「3000年の怨念」にほかならなかった。銃弾が飛び交う市街戦の渦中の現場取材から要人取材まで、「アラブの大義」に肉薄、「湾岸戦争」にいたる軌跡を描いた衝撃の問題作、待望の文庫化。NEW WARの「原点」はここにあり。
内容説明
2001年9月11日、世界を震撼とさせた「米同時多発テロ」とは何だったのか―その正体を知るためには、イスラム社会と西欧社会の間に潜む深い亀裂から目を背けてはならない。1990年10月、国際ジャーナリスト・落合信彦が東エルサレムで見たものは、まさしく両者を隔てる「3000年の怨念」にほかならなかった。銃弾が飛び交う市街戦の渦中の現場取材から要人取材まで、「アラブの大義」に肉薄、「湾岸戦争」にいたる軌跡を描いた衝撃の問題作、待望の文庫化。
目次
第1章 東エルサレム―憎悪渦巻く街
第2章 クウェート侵攻―誰のため、何のため
第3章 アラブの大義―列強の蹂躙と民衆の怒り
第4章 イスラエル―ホロコーストの記憶
第5章 PLO―迷走する民族自決集団
第6章 日本―他人の血、他人の戦争