出版社内容情報
『逆説の日本史』著者の新たなライフワーク
『逆説の世界史』は、シリーズ累計489万部突破のベスト&ロングセラー『逆説の日本史』の著者・井沢元彦氏が挑む「新たなライフワーク」。現在、小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で大反響連載中です(【日本語版】http://bp.shogakukan.co.jp/gyakusetsu/jp/【英語版】http://bp.shogakukan.co.jp/gyakusetsu/en/)。
構想に15年以上を費やした本企画は、民族、宗教、イデオロギーによる偏見や差別を極力排し、いわば「地球外生命体(ET)の視点」で人類の歴史を読み解く逆説史観による文明論。
第1巻「古代エジプトと中華帝国の興廃」のテーマは「文明はなぜ衰退あるいは停滞するのか」です。
第一章の古代エジプト文明編では、ピラミッドは何のために造られ、巨大建築物を造る技術はなぜ継承されずに文明が滅亡したのか、という古代史最大の謎を解明。
第二章の中国文明の力量と停滞編では、15世紀に世界の最先端だった国家がなぜ六百年以上も停滞しているのか、儒教社会を支配する「中華思想」の不思議を読み解きます。
【編集担当からのおすすめ情報】
「ピラミッドはファラオ(王)の墓ではない」――古代エジプト史最大のミステリーであるピラミッドを逆説史観で解明した井沢説は必読。
また、歴史改竄、商業蔑視、官僚汚職、環境汚染など、中国が抱える問題を「中華思想」と「儒教(朱子学)」をキーワードに読み解く文明論は目からウロコです。
逆説の世界史 1古代エジプトと中華帝国の興廃 〔目次〕
【序 章】
内容説明
ピラミッドの建造技術を断絶させた言霊信仰、「ファラオの墓」という定説の大いなる矛盾、中華文明を600年も停滞させた儒教社会の呪縛ほか、全世界必読の文明論。
目次
序章 人類はいにかして文明を持ったか―通史としての世界史を書く方法論(民族、宗教、イデオロギーを超越した新たな視点;時代分類は「利器の材質」から「情報蓄積ツール」へ)
第1章 古代エジプト文明の崩壊―科学技術情報を隠蔽したファラオの言霊信仰(なぜ巨大ピラミッドが建造されたのか;ヒエログリフと文字の起源)
第2章 中国文明の力量と停滞―六百年も停滞し続ける「中華思想」国家の臨界(儒教文明の呪縛と毛沢東の文化大革命;朱子学国家が東アジアに与えた悪影響;歴史を改鼠する中国共産党の偏向教育)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月1日、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、TBSに入社。報道局社会部の記者だった80年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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