小学館文庫<br> 「官僚」と「権力」―省庁再編はなぜねじ曲げられたか

小学館文庫
「官僚」と「権力」―省庁再編はなぜねじ曲げられたか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094051919
  • NDC分類 317
  • Cコード C0131

出版社内容情報

行革の最大の目玉である省庁再編はこれでいいのか?

 あらゆる場面で制度疲労が起こり、七〇〇兆円を超えるという負債を抱えている国、それが現在の日本である。二〇〇一年一月六日、国家再建のため、時代にそぐわない多くの構造的な欠陥を改善すべく、中央省庁の再編が行われた。しかし、この再編は一九九六年、橋本内閣時につくられた当初の構想とは“似て非なるもの”。どこでどうねじ曲げられてしまったのか? 行政改革会議の事務局長だった著者が、行政改革のゆくえを検証する。

内容説明

あらゆる場面で制度疲労が起こり、七〇〇兆円を超えるという負債を抱えている国、それが現在の日本である。二〇〇一年一月六日、国家再建のため、時代にそぐわない多くの構造的な欠陥を改善すべく、中央省庁の再編が行なわれた。しかし、この再編は一九九六年、橋本内閣時につくられた当初の構想とは“似て非なるもの”。どこでどうねじ曲げられてしまったのか?行政改革会議の事務局長だった著者が、行政改革のゆくえを検証する。

目次

プロローグ 肥大した官僚組織の贅肉を削がねば、再び陽は昇らない
第1章 国民よ、目を覚ませ
第2章 行政改革会議が目指した未来
第3章 崩壊している官僚主導型行政システム
第4章 目指すべき国のかたち
第5章 道なかばの行政改革
エピローグ 破局に目をつぶるな、これ以上ごまかし続けるな
行政改革には官僚文化の破壊が必要である(堺屋太一)
いま手術をすれば日本再生はまだできる(榊原英資)
複数の選択肢から政策を選ぶ(岡本行夫)

著者等紹介

水野清[ミズノキヨシ]
1925(大正14)年、千葉県生まれ。岩手大学を卒業後、NHKに入社。1967(昭和42)年に衆院議員に初当選。建設大臣、国務大臣総務庁官などを経て、1996(平成8)年、行政改革会議事務局長に就任。同年9月に勇退
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