出版社内容情報
暗黒の帝国で地下要塞の蝙蝠島に潜入した楚留香は、島の支配者・蝙蝠公子と。
蝙蝠島にはどんな秘密が隠されているのか？ 陰謀渦巻く船は爆破され、謎の行動をとる枯梅大師は、海中の魚人の襲撃によって殺害される。九死に一生を得た楚留香たちは、蝙蝠公子に支配される地下要塞となった島の地底深く潜入、そこは蟻の巣のような暗黒の洞窟帝国であった。蝙蝠公子の正体は、何者か？そこで行われる秘密の取り引きとは？ 奇想天外な謎に迫る楚留香の大冒険推理。古龍の醍醐味溢れる完結編！
内容説明
蝙蝠島にはどんな秘密が隠されているのか？陰謀渦巻く船は爆破され、謎の行動をる枯梅大師は、海中の魚人の襲撃によって殺害される。九死に一生を得た楚留香たちは、蝙蝠公子に支配される地下要塞となった島の地底深く潜入、そこは蟻のような暗黒の洞窟帝国であった。蝙蝠公子の正体は、何者か？そこで行われる秘密の取り引きとは？奇想天外な謎に迫る楚留香の大冒険推理。古龍の醍醐味溢れる完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
syaori
13
楽しかったです。最後は広げた風呂敷を綺麗に畳めなかった感がありましたが、勢いで読む娯楽性の高い本なので、畳めていたらＯＫです。蝙蝠島にたどり着いた楚留香たちを待ち受ける巧妙な罠と、よく分からない女心（笑）。全く最後まで息つく暇もありませんでした。関係ないのですが、中国文学では滋養にいい食べ物としてよく犬肉の煮込みが出てきます（「水滸伝」や「白檀の刑」など）。今回も出てきたのですが、何を読んでもあまり上品な食べ物じゃないという扱いなんですよね。日本でいうとどのくらいのものなんだろうといつも思います。2016/02/18
辺野錠
2
あっさりと死ぬ主要人物や孤島を支配する謎の人物、ラストで明らかになる意外過ぎる真相といい意味で勢いのある物語になっていた。武侠版アルセーヌ・ルパンとは言うけど孤島の暗闇の洞窟と言うのは乱歩先生テイスト。しかしこれはシリーズの途中の作品だから今回出てないレギュラーキャラや以前の事件について言及されるのはどういう話なのか気になる。2021/03/15
ブルーベル
1
面白かった。 マンガだね。2011/02/06
