出版社内容情報
名物校長が愛情を持って教師、親に放つ「直球教育論」。
〈十分に愛された子どもは、日なたに干された布団が夜はほのぼのと人を温めるように「愛の放射線」を放散する〉〈目上の人の言葉や指導には忠実に従おうとする素直さや尊敬心を(子どもの心に)育てておくことが大切なのである。これを権力に盲従する人間の育成などと否定する傾向もあるが、私がそのような人間に言いたい言葉はこうである。バカヤロー!〉(本文)子供にすり寄る教育を排し、愛情をもってこんなにズバズバと物をいえる現職の校長先生がいた。
内容説明
子供にすり寄る教育を排し、愛情をもってこんなにズバズバと物をいえる現職の校長先生がいた。
目次
第1章 素直な子どもに育てる(親ばか―大いに結構ではないか;親の都合で子どもの「しつけ」を怠るな)
第2章 若者にすり寄るな(節目節目のしつけが重要;「叱る」と「褒める」はコインの裏表 ほか)
第3章 体罰を厳禁した愚かさ(いじめと登校拒否を正当化する大人;体罰絶対禁止の嘘)
第4章 教育力はここまで衰退した(少年法改正を叫ぶ;暗記をさせない教育の過ち ほか)
第5章 尊敬される人に育てよう(「公」に尽くす心が今求められている;日本人の精神が衰弱しきってしまった今)
著者等紹介
小川義男[オガワヨシオ]
昭和7年北海道生まれ。中学校の代用教員の後、昭和34年、北海道教育大学札幌分校を卒業。北海道、東京で小学校教員、教頭、校長を歴任。平成8年より私立狭山ヶ丘高等学校校長に就任
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