出版社内容情報
婚約から還暦までの36年間、そのときどきの美智子さまの印象的なお言葉を中心にした元東宮侍従・浜尾実の回想記で、氏ならではのとっておきエピソードは、美智子さまの人となりを余すところなく伝えています。
"《陛下と美智子さまは、虫垂炎で入院中の私のお見舞いに見えてくださった。そのとき、美智子さまは、「浜尾さん、手術の跡はもう痛まないですか」と私におっしゃった。その優しいお言葉に、私の胸は熱くなった。（本文より）》 婚約から1994年の還暦までの36年間、そのときどきの美智子さまの印象的なお言葉を中心にした、元東宮侍従・浜尾実の回想記で、お言葉とその裏側のエピソードで天皇家のあの日あの時を綴ります。20年間、常にお側にあった氏ならではのとっておきのエピソードは、美智子さまの人となりを余すところなく伝えています。 巷間伝えられるところの""聖書事件""""土下座事件""の真相から、開かれた皇室への期待など、皇室をより身近に感じていただきたい、との願いがひしひしと伝わってきます。 ほかに、両陛下をメインとした年表・天皇ご一家の歩みも併せて掲載します。"
内容説明
２０年間、天皇家のお側にあった元東宮侍従が初めて明かす、とっておきエピソード。
目次
第１章 新生活への戸惑い
第２章 いわれなき非難
第３章 皇室の新しい風
第４章 皇太子さまとともに
第５章 喜びと苦悩の中で
第６章 新たなる時代へ
