食料植民地ニッポン

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093897082
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

米中に胃袋まで占領された食料植民地の現実!
日本はいまや米国と中国に胃袋まで占領されてしまった――。食料自給率39%の裏側を暴き、米国や中国の言いなりにならざるをえない「食料植民地」としての危機的状況を抉り出す“食”ノンフィクション。タイの広島風お好み焼き工場、チリの日本向けサケ養殖場、米国のBSE感染牛養育牧場、中国の農薬まみれ野菜畑……世界各国を飛び回り食料依存の実態を取材。さらにメタボリック・シンドロームの原因が米国型食文化の浸透にあること、日本の食料安全対策が抜け穴だらけであることなどを突き止め、飽食日本人に意識改革を迫る。「SAPIO」誌に掲載され大きな話題を呼んだ人気連載を大幅加筆して単行本化。

内容説明

追跡5年!食料自給率39%の裏側を暴く衝撃の食ノンフィクション。

目次

第1部 メタボリックシンドロームは米国の侵略だった(長寿の島を襲った「第2の沖縄戦」;太らされても米国の保険が待っている ほか)
第2部 日本に食の安全なんてありえない(「プリオンのロシアンルーレット」がはじまる;黒船の国からの再開国要求 ほか)
第3部 世界に広がる日本の食料基地(「広島風お好み焼き」はタイで作られていた;タイ・メコン川に日本「食料敗戦」の予兆 ほか)
第4部 中国“毒”食品騒動の深層(日本野菜をつくる山東省“野菜基地”;中国野菜に「依存」しつつ「規制」する大矛盾 ほか)
第5部 植民地が宗主国に捨てられる日(「農家だってバカじゃない」から日本農業は衰退した;米国様の輸入品だけ安全基準を緩和する ほか)

著者等紹介

青沼陽一郎[アオヌマヨウイチロウ]
1968年、長野県生まれ。早稲田大学卒。テレビ番組制作に関わった後、フリーのジャーナリストに。犯罪、事件、食料、国際問題などをテーマに、精力的にルポを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

21
日本の場合、外国に自動車を買ってもらうため、外国の食べ物をたくさん買わなきゃならないという側面もあっての食料自給率40%なのでしょうね。2021/02/21

Miki Shimizu

6
へーっと思いながら読んだ。ちょっと見た目が違うだけでクレームとか、日本ヤバいな。アメリカにはひたすらへーこらし、他の国はなんか見下してぎゅうぎゅう押しこむ。外国に頼らな生きて行かれへんくせに、えらそうにするってなんなんやろー。今も、安倍晋三さん威勢のいいこと言ってるけど、いざ、戦争とかになったら、食べるもんなくて、燃料もないのに、どうするつもりなんかなー。2017/09/23

CHRONO

1
12年前の食品偽装があちこちから出てきたころの本だが、アメリカと中国の間がキナ臭くなり、新型コロナで不安定になった世界になった現在、より現実味を持って迫る食糧問題。マスクや消毒液も大事だが、それよりもさらに大事な水と食料の確保にまつわる物語。もっと真剣に考えなくてはなりませんね。2020/09/04

takao

1
ふむ2018/02/11

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