カフカスの小さな国―チェチェン独立運動始末

カフカスの小さな国―チェチェン独立運動始末

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093895217
  • NDC分類 229.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ロシアからの独立を求めて1年8か月間戦い抜いたチェチェン共和国独立派戦士たちの心情に極限まで肉薄した第3回・週刊ポスト・サピオ21世紀国際ノンフィクション!

 1994年末、ロシア連邦からの分離・独立を求めるカフカス地方の小国・チェチェン共和国にロシア軍が侵攻しました。以来1年8か月、10万人もの死者を出した独立紛争は、独立問題を5年間棚上げするというロシア・チェチェン双方の合意のもと、ついに終結をみるに至りました。 著者の林克明氏はこの間、チェチェン独立派ゲリラに密着し、彼らの目を通して、この紛争とは何だったのかを描こうとしています。生活の糧を失ない、家や家族や友人を奪われてなお、圧倒的な武力を誇るロシア軍に対して、彼らは武器をとり闘いをやめなかったのはなぜなのか。彼らは林氏に「民族の誇りだ」と答えます。 イデオロギーなき時代を迎えたいま、民族や民族主義が21世紀にどのような意味を持つのか。このチェチェン紛争はこの問いに対する一つの答えを指し示しているのではないでしょうか。

内容説明

第3回週刊ポスト・サピオ21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞受賞作。独立か死か。人口80万の小国チェチェンはいかにして大国ロシアの侵攻をはねかえしたのか?自らの「独立と誇り」をかけたチェチェン戦士たちの1年8か月にわたる戦いに極限まで接近した傑作ノンフィクション。

目次

第1章 チェチェンとの出会い
第2章 潰された平和行進
第3章 サマーシキ村大虐殺の真相
第4章 300年にわたるロシア支配
第5章 チェチェン全土に拡がる抵抗運動
第6章 山岳部のゲリラ村にて
第7章 緊迫のセルナボツク村潜入
第8章 ドゥダーエフ最後のメッセージ
第9章 停戦―傷だらけの勝利