出版社内容情報
ホークスへの思い、巨人で感じたことの全て
2023年に現役を引退した、元プロ野球選手・松田宣浩。
「熱男」と呼ばれた松田だが、
生まれながらの「熱男」ではなかった。
双子の兄のほうが、
野球も勉強も上手。
性格面でも、兄の方が社交的だった。
そんな少年が、いかにして、
劣勢でも声を上げ続け、
味方を鼓舞する、元気印の「熱男」になったのか。
順風満帆の野球人生ではなかった。
甲子園では自分のエラーにより1回戦敗退。
大学では、部員の不祥事が起こってしまい、
大記録の達成を逃した。
プロ入り後は、期待された時期に骨折。
しかし、そんな挫折経験と、プロ入り後に出会った
指導者や先輩の影響で、松田は変わっていく。
ホークスの中心選手となり、大声でチームを鼓舞する男へと成長。
巨人時代は、後輩に熱を伝えようと孤軍奮闘した。
この究極のモチベーターとなった「熱男」の波瀾万丈の人生を
秋山幸二氏や松中信彦氏、川崎宗則氏、原辰徳氏らとの
豊富なエピソードを交えて、自ら語りおろした。
さらに後輩への接し方や、目標の立て方についても言及。
ホークスや巨人のファンだけでなく、
ビジネスパーソンにもお勧めの、「熱男」、渾身の自叙伝。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書の読みどころはたくさんあります。
ホークスファンの方には、在籍した名選手についての記述が見どころかも知れません。秋山幸二氏、松中信彦氏、川崎宗則氏などそうそうたる名選手の名前が出てきます。
巨人ファンの人には、著者が選ぶ「期待の若手三人衆」という記述がおすすめです。そのうちの一人は、2024年シーズンに大活躍しました。誰のことかは本書でご確認を。
ビジネスパーソンには、松田流のスランプ脱出法や、目標の立て方などが参考になるかもしれません。また、「元気だと、なぜ戦いで強いのか」についても言及しているので、こちらも役立つことと思います!
誰が読んでも面白くてためになる1冊です。ぜひご覧ください。
内容説明
究極のムードメーカーはいかにして生まれたのか?ホークスの常勝軍団化に大きく貢献した男がすべてを明かす!
目次
第1章 双子の兄弟
第2章 野球漬けの日々
第3章 ルーキー
第4章 若鷹時代
第5章 熱男!
第6章 ジャイアンツ
著者等紹介
松田宣浩[マツダノブヒロ]
1983年5月17日、滋賀県草津市生まれ。99年、双子の兄とともに岐阜県の中京商業高校(現・中京高校)に進学。2000年、夏の全国高等学校野球選手権大会に出場。02年、亜細亜大学に入学。在学中、世界大学野球選手権、日米大学野球選手権で日本代表。05年の大学生・社会人ドラフトの希望入団枠で福岡ソフトバンクホークスに入団。08年からレギュラーに定着。以後、主力選手として、2010年代のホークスの常勝軍団化に大きく貢献した。15年、ホークスのチームスローガン「熱男」を試合中に叫ぶうちに、熱男が自身の愛称となる。23年シーズンより、読売ジャイアンツに移籍。同年をもって現役引退。生涯通算成績は、1922試合出場、打率.265、301本塁打、991打点、1832安打(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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