特攻服少女と1825日

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特攻服少女と1825日

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093891226
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

辻村深月さんほか各界の著名人が絶賛

「女暴走族とその専門誌」という異色なテーマながら、選考委員の心を強く揺さぶった第29回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
辻村深月氏「この著者でしか語り得ない当時の日々と、登場する少女たちが非常に魅力的。無視できない熱量を感じた」
星野博美氏「一生懸命全力で怒り、楽して生きようとは露ほども思わず、落とし前は自分でつける彼女たちのまっとうさが愛おしくなった。これぞ、生きた歴史の証。多くの読者と共有したい作品だ」
白石和彌氏「出てくる少女たちがみんないい。編集長として立ち上げた雑誌が次第に筆者の思惑とは別に少女たちの集まる場所になっていく過程も面白かった」

選考委員ほか各界からも絶賛の声。
ラランド・ニシダさん「一時代の一瞬の熱狂の生き証人。比嘉さんが書き残したことでレディースの女たちが、令和の今に生き生きと蘇ってきた」
麻布競馬場さん「正しい場所ではなかったに違いない。でもそこで少女たちがグロテスクなほどに輝いていたという事実の重さから、僕は目を背けることができない」
瀧川鯉斗さん「“暴走族のルール”がここまで繊細に描かれていることに脱帽した」





【編集担当からのおすすめ情報】
青年漫画や学園ドラマに登場する「ヤンキー少女」として、あるいはドキュメンタリーやニュース映像にモザイクつきで登場する「非行少女」として――
これまで、「キャラクター」としてデフォルメされて描かれて来たレディースたちの姿をフラットでありのままにとらえた、懐かしいのに新しい、唯一無二のノンフィクション作品です。
《喧嘩は数え切らないくらい、タイマンは100回以上やってる。負けたことはないね。自然と勝ち方を身につけた。まず相手の眉間とみぞおちを狙いますね。負けた相手は裸にしてその辺を走らせますよ、そんなの何度もありますね》
《もう少しで卒業式、卒業式の日は派手にやってやるからな、先公見てやがれ》
《鑑別所出た後、試験観察で何日間か老人ホームで働いたの。老人のニコってする顔見たらレディースの次に賭けるものはこれだって決めたの》
こんな風に本書には、レディースたちの生々しくもエネルギッシュな発言がちりばめられています。
彼女たちの言葉や姿に惹きつけられて雑誌『ティーンズロード』を創刊し、雑誌編集者という立場で特攻服少女の背中を追い続けた著者の目線はどこまでも対等であり、そこには「正しい方に導いてやろう」という押しつけがましさもなければ「不良になる理由は家庭にある」などのレッテル貼りも同情もありません。

原稿の中には、当時の喧噪だけでなく13歳でで地元のチームに入り2年で総長に登り詰め、テレビや週刊誌でも特集が組まれるほどの知名度を得るもチームを破門させられたたすえこや歴史・規模とともに日本一を誇る『スケ連』を率いたのぶこほか、当時の誌面を飾った人気レディースたちの「その後」も描かれ

内容説明

バブルの狂乱を尻目に、進むべき道を探して特攻服で街をさまよう少女たちと“活字のマブダチ”の青春の日々を描き出す。第29回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

目次

第1章 破門された4代目総長
第2章 『ティーンズロード』は偶然から生まれた
第3章 日本一のレディース「女連」と初代会長のぶこ
第4章 悪書問題とSTOP!ザ・シンナー
第5章 トラブル、ハプニング、忘れられないあの夜
第6章 レディースの歴史 フケ顔から“可愛い”へ
第7章 みんな居場所が欲しかった
第8章 3大総長集結新年号と終焉の時
第9章 すえことの再会

著者等紹介

比嘉健二[ヒガケンジ]
1956年、東京都足立区出身。1982年にミリオン出版に入社。『SMスピリッツ』などの編集を経て、『ティーンズロード』『GON!』などを立ち上げる。現在は編集プロダクション『V1パブリッシング』代表。本作で第29回小学館ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

120
平成初期、イカつい化粧で不機嫌顔、真紅の特攻服纏ってうんこ座りー。書店の一角で平積みされ、鋭い眼光とド派手な表紙で異彩を放っていたヤンキー少女雑誌『ティーンズロード』。本書は初代編集長による回想クロニクル。レディス暴走族を美化し正当化するでもなく商業雑誌として"売れる"嗅覚で創刊したTRは、掲載されたレディス総長達とともに、確かに時代の徒花として社会現象化した。かの存在を毛嫌いする気持ちも分かるし、復活を望む訳でもない。ハミ出して群れる熱量と居場所があったあの頃…令和の今、往時を回顧することの意味を思う。2024/05/30

J D

79
 これは賛否分かれる本かもしれない。読み始めて暴走族を美化しているようにも思え、そう思った。著者は「ティーンズロード」の初代編集長。現在は廃刊されているこの雑誌を彩って来たレディース達の背負っていたものから現在の姿を描く。子どもにとって居場所の大切さを力説する。かと言って教科書臭くはない。そこは、部数がすべての出版業界で生きてきた生々しさが顔を出す。そういう飾らなさも惹きつけられる。これは、面白かったし、中々考えさせられた。こういう世界と無縁な人にこそ読んで欲しいなと思った。オススメです。2024/03/21

たまきら

42
ああ、ティーンズロード!あったあった、そういう雑誌!千葉のいなかの学校では「ヤンキー」の先輩がまだいた時代です。竹の子族とか色々あったなあ。なんかそういう時代を思い出しました。裏側は全然知らなかったので興味深かったです。「あの時代の若い子たちの温度」を懐かしむような感じかな。逆らってなんぼ、みたいな。2024/03/24

tetsubun1000mg

39
小学館ノンフィクション大賞作品というので選ぶ。 レディースと呼ばれる女暴走族を対象にした「ティーンズロード」という雑誌を創刊した編集長のノンフィクション。 つかみは作者の編集者生活のスタートだが、アダルト系の出版社に入社というので引き気味に読み始めるが、だんだんと引き込まれていく。 暴走族雑誌の流行を見て、女暴走族雑誌を提案し出版にいたるのだが、その過程がリアルで驚き。 しかも取材した少女たちがまぶしく、真っすぐで熱を感じてくる。 引退後のレディース達の取材も面白いし、大賞受賞式にも招待されたんだって。2023/11/23

道楽モン

32
1990年代、居場所なき少女たちの避難場所のひとつが特攻服を制服とした「レディース」という縦社会のグループだ。様々な事情により本来の家庭には戻れない少女たちの寄る辺は、時代につれて名称や形態が変わるが、本質的に絶対の上下関係に支配された地域集団であることに変わりはない。それは任侠団体や右翼団体などに共通する疑似家族的な互助関係である。たまたまレディース専門誌というニッチな雑誌を立ち上げ、編集長として約5年、全国のレディースと関わった筆者。単なる商業誌の栄枯盛衰ではなく、社会全体の閉塞感をも記録している。2023/10/19

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