反米という作法

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 15X21cm
  • 商品コード 9784093890533
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「新・ゴーマニズム宣言」小林よしのりと評論家・西部邁が、テロと戦争、アメリカと日本から人間関係まで語ることの可能性を探った対談本。テロ事件以降の世界を鳥瞰し、日本のとるべき態度の根本に「マナーとしての反米」がある、とはどういうことなのか?

「新・ゴーマニズム宣言」小林よしのりと評論家・西部邁が、テロと戦争、アメリカと日本、歴史とナショナリズムから親子・夫婦・友人関係まで語ることの可能性を探った、激しくも優しい対話。テロ事件以降の世界を鳥瞰し、日本のとるべき態度の根本に「マナーとしての反米」がある、とはどういうことなのか?時には、歳の離れた友人の語らいとして、時には重厚な思想的対談として、「希望のしぶとさ」を探る人生論。混迷の現代をいかに生きるべきなのか?日本の将来になにを遺すべきか?我々はもう一度、信頼を快復するために友、家族そして隣人たちと「理想」を語り始めなければならない。写真家・鈴木理策による対談フォトストーリーがさらに読者を深い思索へと誘う。

内容説明

「クソリアリズム」より理想を語れ!「新・ゴーマニズム宣言」小林よしのりと思想の人・西部邁が紡ぐ言葉の可能性。

目次

第1章 戦争とテロル(「戦争のテロル化」と「テロルの戦争化」;現代のヒトラーが現れた! ほか)
第2章 マナーとしての反米(戦争までもがアメリカの独占物になった閉塞感;「ならぬことはならぬものです」 ほか)
第3章 「自由・平等・民主主義」徹底批判(米ソは近代主義から派生した双子の左翼国家;グローバリズムを加速させた「自由・平等・博愛」 ほか)
第4章 「新しい歴史教科書をつくる会」の内幕(西尾氏の批判の論理;コンプレックスが生んだ怨念 ほか)
第5章 学問のすゝめ(売春婦は肉体をさらし、知識人は精神をさらす;「表現の自由」は無制限か? ほか)
終章 日本人の過去・現在・未来(「日本的なるもの」の原理はどこにあるか?;ペリリュー島とひめゆりの塔 ほか)

著者等紹介

西部邁[ニシベススム]
1939年北海道で浄土真宗の家系に生まれる。東京大学在学中に東大自治委員長、全学連の中央執行委員として60年安保闘争で指導的役割を果たす。横浜国立大学助教授などを経て東京大学教授に就くが、人事を巡って88年に辞任。著書に『経済倫理学序説』(吉野作造賞、中央公論社)、『気まじめな戯れ』(サントリー学芸賞、筑摩書房)など多数。94年より『発言者』(秀明出版会)を発刊し主幹を務める

小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
1953年福岡県の真言密教の寺で生まれる。大学四年の時に『東大一直線』でデビュー。『おぼっちゃまくん』などギャグ漫画に新風を巻き起こし、89年、小学館漫画賞受賞。92年、『ゴーマニズム宣言』を『週刊SPA!』(扶桑社)で連載開始。95年からは『SAPIO』(小学館)に舞台を移し『新・ゴーマニズム宣言』として現在も大反響連載中(単行本一~十一巻刊行中)。『わしズム』(幻冬舎)責任編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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パム

0
再読2023/07/27

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