出版社内容情報
2度の結婚、病、大切な人との別れを経て
2度の結婚、突然の病、そして大切な人との別れ――
女優・南果歩が書く、うつむきそうな全ての人にエールを送る自伝エッセイ。
21年春、女優・南果歩はアメリカで新たな挑戦をしていた。見知らぬ土地、慣れない言葉、新しく出会う人々の中で、孤軍奮闘する彼女の背中を押したのは、まぎれもなく「過去の自分」だった。
人生の「第2ステージ」を歩み始めた彼女が、深い喪失から回復する方法を真っ直ぐに綴る。
《辛い場所にいる人、生きていくのに疲れた人、
悲しみに溺れそうな人、孤独を感じている人、
人を信じられなくなった人、長く暗いトンネルの中にいる人、
それでも前に進みたいと思っている人、
夢見たいと思っている人。
どれか一つでも該当するなら、この本を読んでみてください。
書くことは自身を晒すこと、痛みを伴うことだと分かっています。
それでも私は、やっとここまで来られたことを、記すことが必要だったのです》(はじめにより)
内容説明
2度の結婚、突然の病、そして大切な人との別れ―人生は予測不能。でも大丈夫。やっとわかった!自分で自分を幸せにする方法。南果歩10年ぶりのエッセイ。撮りおろしフォト収録。
目次
第1章 おひとり様(理由あって;一度目の結婚 ほか)
第2章 私は何者なのか(故郷 尼崎;デビュー作『伽〓子のために』 ほか)
第3章 息子と娘と(あざも個性;息子が見ているもの ほか)
第4章 キャンサーギフト(虫の知らせに従う;もう元には戻らない、これも進化 ほか)
第5章 人生は現在進行形(コロナ禍でできなくなったこと、できること;アメリカドラマへの挑戦 ほか)
著者等紹介
南果歩[ミナミカホ]
兵庫県出身。桐朋学園芸術短期大学演劇科在学中に映画『伽〓子のために』(小栗康平監督、1984年)のヒロインオーディションに応募、主役に抜擢されてデビュー。テレビや映画、舞台で幅広く活躍。『夢見通りの人々』で第32回ブルーリボン賞助演女優賞、『お父さんのバックドロップ』で第19回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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