堕ちたバンカー 國重惇史の告白

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  • サイズ 46判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093887625
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

住友銀行の救世主はなぜ“追放”されたのか

住友銀行元取締役、國重惇史。若手行員時代から「伝説のMOF担」として名を馳せ、平和相互銀行事件での活躍で「将来の頭取候補」と目される。そしてイトマン事件を内部告発し、「住友銀行の救世主」に。だが、あることから銀行を追われ、「楽天副会長」に転身。スキャンダルで辞任し、『住友銀行秘史』を著す。これは、ある天才バンカーの半生を通して、日本のバブル時代の熱狂とその終焉を描くビジネスノンフィクションである。
〈ある意味、國重は時代の寵児だったのかもしれない。バブル経済の勃興期に起きた平和相互銀行事件、そしてバブル経済真っ只中のイトマン事件とまさに日本中が狂乱の渦の中にあったとき、國重はもっとも異彩を放った。しかし、時代は虚ろだ。かつて日本中が、そして國重が身を任せた圧倒的な熱量は、日本社会から見事なまでに消え去った。それとともに、國重の輝きは失せていった。〉(本文より)

【編集担当からのおすすめ情報】
ベストセラー『住友銀行秘史』を著した國重氏のバンカー人生は、過激というほかありません。とりわけ、平和相互銀行事件のメモで浮かび上がる、バブル当時の銀行、政治家、官僚、財界、裏社会の密接な繋がり、そのうねりを扇動していく國重氏の姿は、痛快です。その一方、過激なバンカー人生の末に訪れた國重氏の今。その哀切は、すべてのビジネスマンの胸に、深い余韻を残すことでしょう。

内容説明

若手行員時代から「伝説のMOF担」として名を馳せ、平和相互銀行事件での活躍で「将来の頭取候補」と目される。そしてイトマン事件を内部告発し、「住友銀行の救世主」に。だが、あることから銀行を追われ、「楽天副会長」に転身。スキャンダルで辞任し、『住友銀行秘史』を著す。イトマン事件の原点となる「平和相互銀行事件」極秘メモを公開!住友銀行の救世主は、なぜ“追放”されたのか。

目次

序章 転げ落ちた寵児
第1章 将来の頭取候補
第2章 伝説のMOF担
第3章 平和相互銀行事件のメモ
第4章 金〓風事件の謎
第5章 4人組、追放
第6章 真説・イトマン事件
終章 ラストバンカーになれなかった男

著者等紹介

児玉博[コダマヒロシ]
1959年生まれ。早稲田大学卒業後、フリーランスとして取材、執筆活動を行う。2016年、第47回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)を受賞(『堤清二 罪と業 最後の「告白」』として単行本化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

97
元住友銀行員の國重敦史の銀行入行後から将来の頭取候補と言われた時代、西川元頭取に気に入られたがやりすぎて巽元頭取とそりが合わずに銀行を追われ証券会社に移ったまでを記者がうまくまとめています。その後の女性問題などでこんなにまでなってしまうのかという現実の厳しさを客観的な立場から書かれているのでやるせなさが幾分はやわらげられていますが。2021/02/05

trazom

92
國重惇史さんから交渉状況を克明に記録したメモを手に入れた著者が、平和相互銀行事件をめぐる政府、大蔵省、日銀、イトマン、東京地検などと住友銀行との虚々実々の駆け引きを再現する。改めて、國重さんの規格外の行動力には畏れ入るが、だらしない女性関係が原因とはいえ、余りにも落ちぶれた現在の姿が衝撃的でもある。そもそも、今になって、こんなメモを公にする國重さんも如何かと思うし、それを出版する児玉さんの意図も理解できない。何より、露悪的な後味の悪さが残るこんな本を手に取って読もうとした自分自身に腹が立つ。情けない…。2021/12/31

Yunemo

30
何故にこんなことになってしまうんでしょうね。國重氏、外から見てるとあまりに哀し過ぎて、哀れ過ぎて。そういえば、人生、均してみればみな同じ、感覚的にはこの言葉、好きじゃないけど、まさにその通りの人生を送っているんじゃないかな。ある意味、國重は時代の寵児だったのかもしれない、と表現されてますが、まさにその通りなんでしょうね。一般凡人には到底窺い知れない生き方がそこにあったんだ。と想うしかないですね。でも冷静に後を辿ってみれば、結局は女性問題が根にあるだけですものね。この人生、最後に残されたのはけもの道だけ。2021/02/16

Hiroo Shimoda

11
39歳で政財界で暗躍して立ち回る。常人ではない。しかしそんな人でも堕ちる時はあっという間なんだな…。2021/09/04

とろ子

10
「平穏を嫌う」國重さんは頭のキレも人への対応も常人の域を超えている。「アドレナリン出過ぎ症候群」とでも言うべきある意味精神疾患を疑いたくなった。それでも彼に限らずそういう類いの狂気の原動力は結局「金」と「女」に集約されるのか…そして「現実はドラマのように痛快な結末とはならない」。國重さんに至ってはドラマより悲惨な凋落の姿に暗澹たる気持ちにさせられた。それにしてもまだ構成や推敲も途中なのか?と疑いたくなるような読みにくい本だった。2022/03/07

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