逆説の世界史〈3〉ギリシア神話と多神教文明の衝突

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逆説の世界史〈3〉ギリシア神話と多神教文明の衝突

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093887021
  • NDC分類 209
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「ヘラクレス」はなぜキリスト教に負けたか

『逆説の世界史』は、550万部突破のベスト&ロングセラー『逆説の日本史』の著者による新たなライフワーク。構想15年の本シリーズは、民族・宗教・イデオロギーによる偏見や差別を極力排し、世界史を「地球人の視点」で読み解く文明論です。
待望の第3弾は「多神教文明の興亡」がテーマ。ギリシア神話の神々がキリスト教に撲滅されたように、多神教文明は「強い一神教」に駆逐されるのが世界史の大原則。ところが、日本とインドには、一神教に負けない「強い多神教」がある。その強さの根源にあるものとは!?
古代ギリシアにおけるオリュンポスの神々と神話から、古代インドで「完全なる死」を求めて誕生したヒンドゥー教と仏教まで、著者が聖地を訪れながら、その謎に迫ります。
日本人ほど宗教に疎い民族は世界でも珍しい。自分は「無宗教」だと思い込んでいる多くの日本人が知っておくべき多神教世界のルーツ、さらに欧米・中東の一神教世界との違いがよく分かる必読書です。
『逆説の世界史』の新章「ローマ編」は、9月頃から小学館のウェブサイト「P+D MAGAZINE」(https://pdmagazine.jp/)にて連載予定。

内容説明

古代ギリシアの神々がキリスト教に撲滅されたように、多神教文明は「強い一神教」に駆逐されるのが世界史の大原則。ところが、日本とインドには、一神教に負けない「強い多神教」がある。その強さの根源にあるものはいったい何か!?文明の興亡史を「地球人の視点」で読み解く、新たなライフワーク、待望の第3弾!!

目次

序章 多神教社会に生きる日本人―無宗教ではなく、「日本教」を信じる民族(「無宗教」の日本人は世界の非常識;芥川龍之介が見抜いた独特な宗教社会の「造り変える力」)
第1章 インダス文明の滅亡とヒンドゥー教の誕生―古代インド思想における「輪廻転生」と「永遠の死」(「世界最古の看板」に刻まれた「インダス文字」の謎;ヒンドゥー原理主義的な歴史解釈の弊害;創造、破壊、維持の役割を分担するヒンドゥー教の三神;古代インド人が願っていた「輪廻転生」のサイクルからの脱出)
第2章 ブッダの生涯と仏教の変容―なぜインドではなく中国と日本で発展したのか(ブッダが追求した「完全なる死」の境地;禅宗がもたらした日本型資本主義;仏教はなぜ発祥の地印度では衰退したのか)
第3章 オリュンポスの神々とギリシア文明の遺産―ポリス(都市国家)の連合体が確立した平和(キリスト教に敗北したギリシア神話の世界;民主主義のルーツとしてのポリス;アレクサンドロス大王の偉業とマケドニア帝国の興亡;ギリシア・ヘレニズム文明の賢者たち)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月1日、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年、『猿丸幻視行』で江戸川乱歩賞を受賞。累計550万部突破のベスト&ロングセラー『逆説の日本史』シリーズの他、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

誰かのプリン

17
ヒンズー教のアンチテーゼとして仏教は誕生したんだ。そしてインドに於いて仏教は滅んだと思っていたら、ヒンズー教の一神として今でも存在している。伊沢氏には毎度ながら驚かされる。2020/01/27

TheWho

15
「逆説の日本史」の著者が、題材を世界史に広げて論述するシリーズ3巻目。今回は、古代インド文明のバラモン教から仏教、そしてヒンドゥー教の多神教の世界が日本に齎した影響と、強い一神教に負けなかった強い多神教世界。。そして西欧世界の源流でありながらキリスト教に駆逐されたギリシャ神話の世界と、古代ギリシャ文明の成り立ちとアケメネス朝ペルシャとの確執からアレクサンドロス大王による東西融合のヘレニズム文化の発生と地域世界の歴史から世界史へと展開されている。次巻はローマ世界!楽しみです。2019/12/30

14
19年。3年前に1,2巻を読んだがほとんど記憶に残っていない。今回も特に第三章のギリシア神話、ポリスの興亡のあたりは借りてきた内容が多い印象で、「逆説の日本史」シリーズに比べると新鮮味がない。筆者のこだわりが見えるのは「従軍慰安婦問題」に言及した箇所くらい■気になった部分は、インダス文明の文字は解明されていない■日本型資本主義のルーツは仏教■インドで生まれた仏教がインドでは衰退した理由、「強い多神教」ヒンドゥー教が「強い一神教」イスラム教をも圧倒した理由は以前から根付いていた輪廻転生の思想の影響か2020/01/01

TheWho

12
前読本の「神を統べる者」で、宗教哲学風の論述に気になり、本著を久しぶりに再読した。本著は、古代インド文明のバラモン教から仏教、そしてヒンドゥー教の多神教の世界が日本に齎した影響と、強い一神教に負けなかった強い多神教世界を論述している。本来民族の歴史・文化とも云える神道が、仏教を取り入れる事により、死生観を確立し、強い多神教に変貌したと云う論法だったが、これも聖徳太子の功績かとも「神を統べる者」とシンクロした。改めて著者の歴史観は興味深い。2023/05/02

sosking

10
世界史無知の私には、ギリシアの歴史は分かりやすく堪能できました。また、仏教についてもある程度、整理ができました。紀元前の話がほとんどなので、歴史の深さと登場人物たちの時代背景を改めて再認識いたしました。読んで良かったです。2020/09/26

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