池上彰の世界の見方 中東―混迷の本当の理由

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池上彰の世界の見方 中東―混迷の本当の理由

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093885553
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

中東情勢の基本が驚くほどよくわかる

国際紛争の震源地ともいえる中東。
イスラム過激派によるテロが頻発し、大勢の難民が欧州に流入。
なぜこんなことになってしまったのか?
その答えを見いだすには、歴史のどの地点から見直せばよいのか?
池上さんは、現在の中東の混乱は、1978年のソ連によるアフガニスタン侵攻から振り返るとわかりやすい、と言います。
自称「イスラム国」(IS)が誕生して世界でテロが頻発するようになるまで、約40年の間に何があったのか?
大国の身勝手、イスラム教の宗派対立、土地や資源をめぐる争い。
理解しがたい中東の真実が、池上さんによって鮮やかに解説されます。
本書は、池上彰が選ぶ独自のテーマで、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの4冊め。
中東とイスラムの基礎・基本がよくわかります。

【編集担当からのおすすめ情報】
中東だけをテーマに、基礎からじっくり解説した池上さん初の「中東本」です。
こんがらがった糸をほぐすように、誰にもわかるように解説する、池上さんの真骨頂の本です。


第1章 「混乱の始まり」から見る中東
誰が自称「イスラム国」(IS)を生んだのか?/アフガニスタンにソ連が侵攻してきた/「ジハード」の意味は「イスラムの教えを守る努力」/パキスタンのスパイ組織がタリバンをつくった/イラクがクウェートに侵攻した/9.11アメリカ同時多発テロの背景

第2章 「戦争とテロ」から見る中東
アメリカはアフガニスタンを放置した/アメリカがイラクへ攻め込んだ/アメリカの無知が混乱を招いた/イラクは内戦状態に/自称「イスラム国」が生まれた/「アラブの春」が「イスラム国」の勢力を拡大した/自称「イスラム国」の野望は何か?

第3章 「地理・民族・歴史」から見る中東
どこから見て、中東なのか/中東15か国とはどんな国か/中東問題とその核心とは/イギリスの三枚舌が、パレスチナ問題の原因/600万人ものユダヤ人が虐殺された/国連がパレスチナを分割した/パレスチナ難民が生まれた/イスラエルの首都はテルアビブか? エルサレムか?

第4章 「イスラム教」から見る中東
イスラム教とユダヤ教とキリスト教は、同じ神様を信じている/イエス・キリストはユダヤ教徒だった/ムハンマドが神様の声を聞いた/ムハンマドは、偶像崇拝を禁止した/すべては『コーラン』に従う/イスラム教がシーア派とスンナ派に分かれた

第5章 「石油利権」から見る中東
石油の利権争いで、オイルショックが起こった/「オイルマネー」と「南南問題」/シェール革命で、何が変わったか?/OPECは石油の減産に反対した/ロシアはどう対応したのか

第6章 「難民大発生」から見る中東
スマートホンの普及と難民の大移動/その人たちは、難民か? 移民か?/「アラブ民族の大移動」は歴史に何を残すのか/難民に対する日本の対応

真の国際貢献とは、何か

中東・アラブ・イスラムの違い地図
中東略年表



池上 彰[イケガミ アキラ]
著・文・その他

内容説明

受験生、就活生、学び直しの社会人に最適。中東の根本がよくわかる、世界の国と地域を学ぶ入門シリーズ決定版!基礎知識から最新情報まで!中高生への授業がもとなのでわかりやすくスラスラ読める!

目次

第1章 「混乱の始まり」から見る中東
第2章 「戦争とテロ」から見る中東
第3章 「地理・民族・歴史」から見る中東
第4章 「イスラム教」から見る中東
第5章 「石油利権」から見る中東
第6章 「難民大発生」から見る中東

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすく丁寧な解説で人気を集める。2005年にNHKを退職し、フリージャーナリストに。12年より東京工業大学リベラルアーツセンター教授。16年より名城大学教授、東京工業大学特命教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

39
17年。タリバンやアルカイダ、「イスラム国」など、現在の混乱が直接にはアフガニスタンへのソ連やアメリカの介入にあるとは■ラオスやパキスタンでの日本人の取り組みが素晴らしい■ソ連が周囲に緩衝地帯を起きたがった理由(ロシアのいまでも変わらない)、賢いパパ・ブッシュと?、イランとは「アーリア人の国」という意味、「三枚舌外交」後にパレスチナを統治していたイギリスだが第二次大戦後に撤退してあとは国連に丸投げ、ハイジャックに続いて無差別のテロ事件をやったのも日本人、テロに屈した日本(福田赳夫)と果敢に戦った西ドイツ2024/05/26

kawa

35
9.11の遠因はソ連のアフガン侵攻。米国の余計な暗躍と、イラクのクウェート侵攻がきっかけで、サウジ人のビランデインを札付き反米テロリストに仕上げてしまった歴史の皮肉が理解できる。パーツ・パーツの事件は何となく理解しているのだが、中長期的な視点でそれらを眺めると、アメリカや西欧先進国の自利自利政策のヘタで、今の混迷中東情勢を招いたことが理解出来る良書。学生さん向けの解説書の体裁だがその内容は深い。2024/07/16

33 kouch

33
audibleで。大国のエゴの狭間にあるエリア。中東に限った話ではないが、大国の組織、政治力に対抗するためには極端な力の解決に頼るしかない。それが宗教的な信念に裏付けられていれば躊躇がない。自爆テロが典型。ただ聴いていて思ったのが、イスラム的な教えも社会情勢によって、だいぶ歪められてしまっているような気もする。やはり大国のエゴが歪めさせた気がする。そもそもの崇高な教えを考えると悲しい。憲法9条の解釈が変遷するのと何か共通のものを感じる。2024/05/25

ともっこ

25
オーディオブックで聴き終わり。 基本的かつ重要な事項を公正な視点で丁寧に解説した良書。 シリーズの中で、中東が一番難しいと感じた。様々な国の思惑・宗教などが絡み合い、核や資源を持つ国も多く、理解するのは一筋縄ではいかない。 池上さんは本書の中で繰り返し、様々な立場で物事を見るクセをつける重要性を説いている。 中東ほど、理解にその視点が大切な地域はないだろう。 高校生に向けて語った内容だが、大人になってからも大切なことだ。2022/08/30

かいゆう

24
イスラム国をどうにかする事はできないものか…などと思っていたが、壊滅させればいいという簡単な事ではないのだなと思った。それではまた新たな火種を生むだけ。太平洋戦争後も日本の天皇を残したGHQのやり方は確かに正しかった。中東は民族や宗教の問題で争いが絶えないのだと思っていたが、ソ、米、英、露の関わりがこんなにもややこしくしているのか。イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の項目はとても分かりやすかった。争いが減っていくためには貧困をなくす事、教育が鍵を握っている、という意見は私も同じです。2017/10/02

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