出版社内容情報
「ここからなんとか子供を作りませんか?」。ドキュメンタリーディレクターの真宮勝吾は、癌で余命宣告を受けた芸人に意を決して提案する。だが、その芸人は無精子症だった……。絶望を乗り越えて、奇跡を起こすことはできるのか? 著者自身の経験を振り返りつつ、未だ多くが語られることのない「男性不妊」という難問と向き合った傑作小説。
内容説明
「ここからなんとか子供を作りませんか?」。ドキュメンタリーディレクターの真宮勝吾は、癌で余命宣告を受けた芸人に意を決して提案する。だが、その芸人は無精子症だった…。絶望を乗り越えて、奇跡を起こすことはできるのか?著者自身の経験を振り返りつつ、未だ多くが語られることのない「男性不妊」という難問と向き合った傑作小説。
著者等紹介
鈴木おさむ[スズキオサム]
1972年生まれ。放送作家。多数の人気番組の企画・構成・演出を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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diet8
0
面白かった。ただ私が勝手にノンフィクションっぽいのかと思って読みはじめてしまったら、フィクションだった。著者夫婦も不妊治療で第一子を授かっていて、今第二子目を頑張っている。奥さんによる後書きがとてもよかった。2023/10/26
風船
0
泣いた。 都合よくストーリーが展開していく気はするが、そこは置いといて、 ひとつひとつの感情が伝わってくる。男性不妊は詳しく知らなかったけど、大変さと切なさと。子どもが産まれると、それが日常になって、紛れちゃう部分もあるのかも。生きていることと子育てできてる事がありがたいと思った。感謝。 2023/10/08
がみまぐ
0
これは会社の人に貸そうと思って、久々の紙の文庫本。鈴木おさむに泣かされるとは…。このドキュメンタリー、見たいな。って気になる。2023/10/06