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出版社内容情報
太陽光飛行機で世界一周に挑む飛行家の自伝
世界で初めて気球による無着陸世界一周旅行を成功させ、太陽エネルギー飛行機ソーラー・インパルス2での世界一周プロジェクトが世界的なニュースとなっている、スイスの飛行家ベルトラン・ピカール氏。昨年3月にアブダビを出発、その後名古屋に不時着したことが、日本でも大きな話題となりました。人類史上初めて水素気球で成層圏に到達した物理学者の祖父と、海洋探検家の父を持つ彼は、少年時代からアポロ計画の関係者と交流を持ち、飛行や冒険に慣れ親しみ育ちました。ハンググライダーから気球、そしてソーラー・インパルスと、彼がさまざまな飛行にチャレンジし、常に限界に挑む勇気の根源とは何か。前人未踏の快挙を成し遂げるまでの半生と、空からの視点で地球を見つめる彼ならではの哲学、さらに日本読者へのメッセージを綴った自伝を本邦初訳します。
ベルトラン・ピカール[ベルトラン ピカール]
シドラ 房子[シドラ フサコ]
内容説明
気球による無着陸世界一周達成、ソーラー・インパルスによる世界一周に挑んだスイスの一流飛行家が綴る人生と冒険!空の視点から地球を見つめ続ける著者からの珠玉のメッセージ。
目次
飛行体験の真っただ中―永遠に続いてほしい、はかない瞬間
アリアドネの糸―僕の最大の望みは時間の流れを止めることだった
ダイダロスとイカロス―第三の道は存在する
アラベスク―直線は宇宙に到達しない
スニオン岬‐時間と永遠―翼の先端が数百年の歴史に触れたとき
プロペラでワンダーランドへ―永遠を求めるとき、調和の探索は役に立つか
はるか彼方から戻って―人生に率直になる
直観と科学―僕らを凌駕する世界の存在
順風のとき…未知のものは友となる
最も長い気球の旅―答えのない疑問の持つすばらしい秘密〔ほか〕
著者等紹介
ピカール,ベルトラン[ピカール,ベルトラン] [Piccard,Bertrand]
スイスの飛行家、精神科医。1958年、ローザンヌに生まれる。祖父オーギュスト・ピカールは著名な物理学者・気球飛行家・深海探検者で、人類で初めて成層圏に到達した人物。父ジャック・ピカールは有人潜水深度記録を作った海洋探検者。1985年、ハンググライダー(曲技)で欧州チャンピオンになる。1992年に「クライスラー・チャレンジ」大西洋横断レースで優勝。1999年に、「ブライトリング・オービター3」に搭乗し、気球による初の無着陸世界一周飛行を達成
シドラ房子[シドラフサコ]
新潟県生まれ、武蔵野音楽大学卒業。独文学翻訳家、音楽家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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