出版社内容情報
枕元に置きたい、愛と笑い溢れる気づきの書
<僕は「捨てろ」なんて教訓じみたことは言わないよ。持ってたっていいんだ。人間っていうのは持ちたいんだから。でももし、それがなくなったときには「チャンスだ!」って思うことだよ。持ってるものがなくなったら、次のものを握れるんだから、なくしたらチャンスだ(笑)。恋人と別れたら「しめた、次のいいのが来る!」(笑)。その発想!>
著者は、英語には「自由」にあたる言葉は二つあって、しばりつけられた環境から解放されるようなときにはリバティ(loberty)、どんな環境にかかわらず、おのれが自由であるときはフリーダム(freedom)。「アー・ユー・フリー?」と聞いたら、「心が解放されて、生き生きとしていますか?」ということだと言います。NHK「おはよう日本」「ETV特集」で大反響の累計50万部のベストセラー詩集『求めない』『受いれる』を著した加島氏の根っこにあるのは、いまの自分を受いれて、自分を自由にしようという思想です。
90歳を迎えた著者が、25年間にわたって、講演会やトークイベントで話してきたことのなかから、優しくユーモアたっぷりの語り口そのままにセレクトした100話。どこからでも、繰り返し読める、枕元に置いておきたい1冊。
目次
心が解放されているか?心がいきいきしているか?
僕の声を通じて、僕の全体の何かがあなた方に伝わるようにと思っているんです。
大切なものとの偶然の出合い。
非常識なことをする。
心から心へ伝わるしゃべり言葉。
大きなことはいらない。ほのかな希望で生きていけばいいんだよ。
われわれはいつも、名のつくものでしか考えない。
「よくわからないけれどなんかいいなあ」という気持ちには、深いものがある。
命につながる生き方と、形式につながる生き方と、ふた通りあるんです。
人は、生まれたときには、なんの価値基準、判断基準ももっていません。〔ほか〕
著者等紹介
加島祥造[カジマショウゾウ]
1923年生まれ。信州大、横浜国大、青山学院女子短大で英米文学を教え、フォークナー、マーク・トウェインなど数多くの翻訳・著作を手がけた。現在は、詩人、墨彩画家、タオイストとして、著作や画作をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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