アー・ユー・フリー?―自分を自由にする一〇〇の話

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093883528
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

枕元に置きたい、愛と笑い溢れる気づきの書

<僕は「捨てろ」なんて教訓じみたことは言わないよ。持ってたっていいんだ。人間っていうのは持ちたいんだから。でももし、それがなくなったときには「チャンスだ!」って思うことだよ。持ってるものがなくなったら、次のものを握れるんだから、なくしたらチャンスだ(笑)。恋人と別れたら「しめた、次のいいのが来る!」(笑)。その発想!>
著者は、英語には「自由」にあたる言葉は二つあって、しばりつけられた環境から解放されるようなときにはリバティ(loberty)、どんな環境にかかわらず、おのれが自由であるときはフリーダム(freedom)。「アー・ユー・フリー?」と聞いたら、「心が解放されて、生き生きとしていますか?」ということだと言います。NHK「おはよう日本」「ETV特集」で大反響の累計50万部のベストセラー詩集『求めない』『受いれる』を著した加島氏の根っこにあるのは、いまの自分を受いれて、自分を自由にしようという思想です。
90歳を迎えた著者が、25年間にわたって、講演会やトークイベントで話してきたことのなかから、優しくユーモアたっぷりの語り口そのままにセレクトした100話。どこからでも、繰り返し読める、枕元に置いておきたい1冊。

目次

心が解放されているか?心がいきいきしているか?
僕の声を通じて、僕の全体の何かがあなた方に伝わるようにと思っているんです。
大切なものとの偶然の出合い。
非常識なことをする。
心から心へ伝わるしゃべり言葉。
大きなことはいらない。ほのかな希望で生きていけばいいんだよ。
われわれはいつも、名のつくものでしか考えない。
「よくわからないけれどなんかいいなあ」という気持ちには、深いものがある。
命につながる生き方と、形式につながる生き方と、ふた通りあるんです。
人は、生まれたときには、なんの価値基準、判断基準ももっていません。〔ほか〕

著者等紹介

加島祥造[カジマショウゾウ]
1923年生まれ。信州大、横浜国大、青山学院女子短大で英米文学を教え、フォークナー、マーク・トウェインなど数多くの翻訳・著作を手がけた。現在は、詩人、墨彩画家、タオイストとして、著作や画作をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

29
英語には「自由」にあたる言葉が2つあって、・しばりつけられていた環境から解放されるときにはリバティ ・どんな環境にもかかわらず、おのれが自由であるときにはフリーダム 後者の話です(公演からのピックアップ)。スケールデカッ!(コ)2014/04/22

Rie

9
老子の思想を柔らかく織り込みながら、自由について話した本。講演の内容を抜粋しているらしく、話し言葉なので多少読みにくい。環境からの解放(liberty)ではなく、環境に関わらず己が解放されている(freedom)という意味での自由。言葉で認識している部分、つまりわかっている部分は、膨大なわからない部分のほんの一部でしかない。そのほんの一部で未知を思索することはとても大きなものに繋がる。など、文章の印象に反してスケールが大きい。大き過ぎる感もあるが、少し立ち止まって深呼吸するような気持ちで読むと良いのかも。2014/05/30

なつ

6
書きたいことは本当にたくさんたくさんあるんだけど、その中でもいちばん、と思うこと。それは、今まで読んできた本と、読みたいと思っていたこの本が、実は繋がっていたという事実。わたしが大事にし続けたいと思っている『マインドフルネス』『アウェアネス』『エンライトメント』この3つがまさかこの本にも出てくるなんて。もうただただ驚きでちょっと茫然としてしまった。そして、加島さんが大好きな老子という人のことを、その教えや考えや思想や生き方や生き様を、彼に漫画として描いてもらいたい、それを読みたいと、心の底から強く思った。2015/06/27

aloha0307

6
”求めない””受入れる”(読メに入る前で残念)に続く加島さん...相変わらずこころの領域が、ぐ~っとストレッチしてまぁるくなった気がする。 ”無”とは ない のではなく、私たちに認識できない&感じられない部分を”無”というんだ...それを包み込んだタオのエナジーのとてつもない大きさに絶句。 社会というものは、空間を埋め尽くそうと躍起になってる。 自分の内側からわきでてくるモチベーションから動ける人間でありたいな。 加島さんのように英語から老子に触れるのは面白いかもしれない(いや、きっとそうだ)。2014/08/16

ダンゴ☆ルッチ

2
老子を読んでから この本を読むと、より面白い。老子に限らずだけど、古典って色んな解釈があって良いんだなと思った。この本のおかげで、老子に出合うことができた。2017/02/20

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