国を破りて山河あり―日本で初めて巨大ダムを止めた村長

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093881562
  • NDC分類 318.281
  • Cコード C0095

内容説明

1970年代初頭、四国・那賀川の上流にある山里・木頭村(現・那賀町)に「細川内ダム」計画が持ち上がる。以来、村はダム推進派と反対派に二分され、村議会は混乱。そんな時、一人の男が村長となり国を相手にした闘いが始まった。日本で初めて巨大ダムを止めた村長の感動秘話。

目次

第1章 木頭村とダム反対三〇年史(突然の村長就任;手探りでのスタート;ダム反対に同情的だった知事の変節 ほか)
第2章 ダム計画撤回と村づくり(住民無視の県議会や工事事務所;自民党総裁に公開の場で陳情;募るダムへの不安と不信 ほか)
第3章 ダム闘争の過去と今を思う(三歳で親元を離れる;つらかった農作業;兄・幾治のこと ほか)

著者等紹介

藤田恵[フジタメグミ]
元・木頭村長。1939年徳島県木頭村(現・那賀町)生まれ。中央大学法学部卒業。93年、「細川内ダム計画」反対を公約に村長に就任。「木頭村ダム建設阻止条例」を制定するとともに、支援者を求める全国行脚や国会議員たちへの陳情など、さまざまな反対運動を展開する。2000年、日本で初めて巨大ダム計画を「中止」に導く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sayan0313

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四国の小さな村の村長が、国を相手に戦った!社会のこと、生き方、いろんなことを知ることができ、視野が広がります。そのうえ感動します。オススメです。

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