- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
1970年代初頭、四国・那賀川の上流にある山里・木頭村(現・那賀町)に「細川内ダム」計画が持ち上がる。以来、村はダム推進派と反対派に二分され、村議会は混乱。そんな時、一人の男が村長となり国を相手にした闘いが始まった。日本で初めて巨大ダムを止めた村長の感動秘話。
目次
第1章 木頭村とダム反対三〇年史(突然の村長就任;手探りでのスタート;ダム反対に同情的だった知事の変節 ほか)
第2章 ダム計画撤回と村づくり(住民無視の県議会や工事事務所;自民党総裁に公開の場で陳情;募るダムへの不安と不信 ほか)
第3章 ダム闘争の過去と今を思う(三歳で親元を離れる;つらかった農作業;兄・幾治のこと ほか)
著者等紹介
藤田恵[フジタメグミ]
元・木頭村長。1939年徳島県木頭村(現・那賀町)生まれ。中央大学法学部卒業。93年、「細川内ダム計画」反対を公約に村長に就任。「木頭村ダム建設阻止条例」を制定するとともに、支援者を求める全国行脚や国会議員たちへの陳情など、さまざまな反対運動を展開する。2000年、日本で初めて巨大ダム計画を「中止」に導く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 比較生活文化学序説