国道沿いで、だいじょうぶ100回

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国道沿いで、だいじょうぶ100回

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784093878432
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なんだか「だいじょうぶ」な気持ちになる本

近くにいる人を見つめて抱きしめる日々こそが、
世界を慈しむことだって確信した。
奈美さんはそういうための力を持ちすぎている。
――河合優実さん

大丈夫な家族と大丈夫じゃない日々を、
笑いと涙と他者への想像力とともに軽やかな筆致でつづる自伝エッセイ。
令和のホームドラマとして話題の連続ドラマ
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』
(NHK地上波放送・2024年7月9日スタート予定)の原作者で
気鋭の著者・岸田奈美による人気エッセイシリーズ第3弾です!

今回は、弟・良太さんがカレンダー職人になってお金を稼いだり、
岸田奈美さんが空港で札束の詰まったリュックを見つけたり、
人生最悪の病院で注射を打たれたり…
岸田家に降り注ぐハプニングの数々から目が離せません。

SNSでも話題になったエッセイ「国道沿いで、だいじょうぶ100回」、
「魂をこめた料理と、命をけずる料理はちがう」など厳選エッセイ18本を再録。

【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、岸田奈美さんエッセイシリーズの3作目になります。
1作目の『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、NHKで連続ドラマ化され、かつ採録された「ミャンマーで、オカンがぬすまれた」は、難関国立大学の入試問題として出題されました。
2作目の『傘のさし方がわからない』は、朝日新聞「天声人語」で紹介(2024年3月7日)されるなど、数々の話題をつくった伝説のシリーズです。
前作から2年半ぶりとなる3作目の本書は、この2年半にnoteに書かれた膨大な数のエッセイの中から、岸田奈美さんとともに選んだ傑作ぞろいです。書籍用に、岸田さんがさらに手を入れてブラッシュアップされています。
ぜひみなさんもご一読ください。

内容説明

令和のホームドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK地上波放送・2024年7月9日放送スタート予定)の原作者で、気鋭の著者による爆走エッセイ第3弾!

目次

いつもの岸田家(弟が大金を稼いだので、なにに使うかと思ったら;札束の詰まったリュック;おしゃべりは突然に;ドライブスルー)
手紙のようなもの(国道沿いで、だいじょうぶ100回;病院で骨抜きのサバを出されては怒り狂う人よ;「死ね」と言ったあなたへ;神様)
かまへんと言って(桃のカチコミ;人生最悪の病院オブ・ザ・デッド;八潮橋には馬がいて;目に見えるものが変わるゲーム;魂をこめた料理と、命をけずる料理はちがう)
学びに行く(銭湯に入れなかった人;小さな自閉;馬と儀式と文法と;折れない鶴;エピローグ)

著者等紹介

岸田奈美[キシダナミ]
1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科卒業。100文字で済むことを2000文字で伝える作家。Forbesの世界を変える30歳未満の30人「30 UNDER 30 Asia 2021」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

81
相変わらず楽しい日々の日記めいた散文集。NHKドラマ放送を見ているとより楽しめる話しも多くてよかった。ドラマで使った車手に入れているとか凄いな。弟から得る教訓でもないが、よい気持ちの素敵さと、それはそうとして姉としていっぱいお金払っている事実のバランスが笑いとして見事で、人生かけて面白い人だなと思わされる。最初は凄い行動力と実行力のスーパーウーマンだと思っていたけど、失敗談の多くが同じような物忘れや怠惰の結果なのを見ると、近くにいるとだいぶ難儀な人だなと思ったりした。2024/10/06

ででんでん

69
タイトルの意味が明らかになった71ページ…ノンブルは良太くんの味わい深い文字である…を読みながら涙が滲む。「ひとりで『ごめんな』を背負わんでも、みんなで『ごめんな』をわけわけしたら、ええねん。」「泣くこたあ、ないない。100回言ったる。」奈美ちゃん、私も奈美ちゃんみたいに、誰かの提案が少しでも良いと思えば、声を張り上げてドンピシャなでっかい相槌を打つことにする。「だいじょうぶは、だいじょうぶにするんじゃなくて、だいじょうぶになるのだ。」「だいじょうぶの大ぶろしき」広げていきたい。そして神様「忘れて天」!!2024/08/06

nyaoko

66
大丈夫。大丈夫。子育て中も、介護中も、仕事中も、私はずっと誰かに声をかけている。気休めかもしれない。実は自分に言ってるのかもしれない。でも、誰かに言ってもらうと、何となく大丈夫な気もしてくる。私の笑いとスーパーポジティブ神岸田奈美さん。崇めています、奉りたいです。「死ね」と書き込みした人に向けてのあの文章はとてつもなく胸に沁みた。もうしみしみから、じわじわきて、びちゃびちゃよ、涙で。その涙が乾くくらい、桃の話は笑わせてもらったけども。行動援護従事者の資格の時に出た自閉症の人の「儀式」→つづく2024/12/17

天の川

58
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の岸田奈美さん。そのバイタリティに力をもらう。その視線の優しさに気づきをもらう。中学の時に父が突然死し、3人になった家族。車椅子生活の母、ダウン症の弟との暮らしの何と明るく、前向きなことか!免許を取り損ねた話やふるさと納税の大量の桃の話などの笑える話(関西人ならではの自虐ネタ?)と共に障がいを持つ人、病に苦しむ人、いじめを受けている人への深い理解と繊細な対応に感じ入る。岸田さんのnoteもチェック。心の薬を処方されている気がするnoteだ。2024/08/25

sayuri

47
奈美さんのエッセイは本当にいい。漢字で書く「大丈夫」よりひらがなの「だいじょうぶ」。奈美さんの心の柔らかさと強さが存分に伝わって来た。笑えるものから涙するエピソードまで盛りだくさん。ある時は大量に届いた桃に翻弄され、またある時は運転免許取得に四苦八苦する。必死の形相が目に浮かぶ。お母さんの入院中のエピソードは切なくて堪らない。弟の良太くんを取り巻く日常も笑ったり泣いたり感情が揺さぶられっぱなし。随所に気付きがたくさんあって、想像する事の大切さを改めて思う。「だいじょうぶ」の言葉が心の中に深く染み渡る一冊。2024/07/01

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