内容説明
この本は、インターネット上にある「犬の国ピタワン」を訪れた犬たちと、その飼い主たちとの１０年以上にわたる交流から生まれました。ここに描かれたエキストラの犬たちは、本当に実在する犬たちです。
目次
１ モクとおじいちゃん～ごめんね～
２ リリーとママ～ありがとう～
３ ウルと父さん～いつかどこかで～
４ モンタとママ～ずっといっしょ～
５ シロベエとおねえちゃん～いつまでも大好き～
６ ブチ犬とケンちゃん～また、遊ぼう～
著者等紹介
松井雄功［マツイユウコウ］
東京都生まれ。画家。１９９８年より「犬の国ピタワン」の世界を、絵画やジオラマなどで発表。２００３年以降、インターネット上で運営している
田中マルコ［タナカマルコ］
東京都生まれ。作家。１９９８年より「犬の国ピタワン」の世界を、絵画やジオラマなどで発表。２００３年以降、インターネット上で運営している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙（サードニックス)
55
犬の国ピタワン。そこに暮らす犬たちから飼い主へ届いたお手紙。犬達の飼い主への混じりけのない純粋な愛情に涙が出ました。ピタワンで犬達はとても幸せそう。良いですね。2017/09/26
宇宙猫
32
★★★ 涙なしでは読めない本。うちのワンコ達もここにいるのかなと思いつつ読んだ。2017/08/29
鈴
25
実在したお話を元に書かれた、旅立った愛犬たちからのお手紙。正直、泣けて仕方なかった。でも綺麗に話をまとめてあるところが好きではない。そりゃあ、愛犬を失ったら誰しも悲しくて辛くて後悔ばかりで、それを少しでも癒したいから「犬の国」という場所で幸せに暮らしてるんだと考えたら楽にはなる。約3年前に亡くなった我が家の愛犬も、できるならどこかで幸せに暮らしててほしいし、私の後悔を拭ってほしいから 愛犬からのお手紙もらえたらどんなにいいか。それを考えたら この本読んで余計に虚しくなった気がする。2011/05/30
河合奈緒美
22
こういう本読むと、いろいろ考えてしまうので、ダメですね。覚悟はしていても、ティー(愛犬･キャバリア）のいない世界が今の私には想像できなくて。2013/03/16
びすけっと
20
2009年3月刊。愛犬を失った飼い主の思いがぎっしり詰まった本。それに松井さんの素敵な犬の国の絵と、犬の国にいるそれらの犬からのお返事が田中さんの文で描かれています。犬ばかりに限らず愛玩動物の愛おしさは推し量れないものだろう。ただこのタイトルを見て、ファンタジックな物語を期待していた私、肩すかしを食らった気分です。2015/09/23
