内容説明
ニューヨークの夢・生活・人々を描くイラストエッセイ。
目次
夢をかなえるまで(ファーストインプレッション;ニューヨーク貧乏さん ほか)
ニューヨーカーとして生きる(おいしいニューヨーク;アートのある風景 ほか)
NY式出会い・恋愛・結婚(新しい出会いのかたち;運命の人はどこに? ほか)
季節とイベントを楽しむ(夏がやってきた!;誕生日 ほか)
KAEのNY絵日記(ニューヨークの野生動物;チャイナタウンに出かけよう ほか)
著者等紹介
西村香英[ニシムラカエ]
愛知県出身。国際基督教大学卒業後、アイルランドとアメリカの美術大学で学ぶ。2004年、ニューヨークの出版社Clarion Books社から“Dinah!A Cat Adventure”(邦題「まんまるねこダイナ」小学館)を出版し、絵本作家としてデビューする。現在、アメリカと日本の両国で、絵本作家・イラストレーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
342
このタイトルだと、日本から単身でニューヨークに渡って、孤軍奮闘の末に夢を叶えたサクセスストーリーのように見えるのだが、実はもう夢(絵本作家になること)は叶っている。それでは、内実はというと、ニューヨークの街とそこに暮らす様々な人達を描いた、なかなかに軽妙で洒落たエッセイなのである。著者の西村香英さんは、イラストが本業なのだが、なかなかどうして文才にも恵まれている。いかにもニューヨークというのを、うまく捉えている。例えばサンクスギビングに、家族のいない多国籍の人達で開くパーティーのシーンなどは、実に鮮やか。2014/10/05
毒兎真暗ミサ【副長】
27
絵本作家になりたかった著者が、単身NYに行き夢を叶えた物語。親御さんの理解ありすぎる姿や「可愛い子には旅をさせろ」の斜め上をいく親心、そして本当に実践してしまう著者の度胸も幸運への鍵。NYの憧れる部分やお国柄、恋愛模様、日本人が住むためのノウハウを「こうゆう時は何て言う?」とワンポイントレッスンも交えて紹介。この本があれば怖くない。単身NY行きも軽く決意できそう。かわいい手描きのシティマップ。随所を飾るイラストの温かみがさらに背中を押してくれる、キュートな女の子のStruggle story。2023/07/12
ひより
14
タイトルや表紙から察するに、よくある女の子っぽいふんわりした感じ?と読み始めたら…なんのなんの、しっかりと読ませるエッセイでありました。 もっとも、ニューヨークでふわふわしてたら生きていけないね。 いろんな人種の人々が集まる街だけに懐も深いニューヨーク。 家賃も高いし日本のような健康保険もないし、経済的にはとても大変で、おまけに危険な場所も多いし… 今まで一度も行きたいと思ったことはなかったのだけど、読んでいると人々が生き生きとしていて、ちょっとうらやましくなってしまった。 読んでよかった。2024/05/04
ヨータン
12
とてもオシャレで素敵なエッセイでした。ニューヨークで働くこと、ニューヨークに住むことは私の長年の憧れ。ニューヨークで生活したら、こういう生活を送りたいなとか〜、こういう人たちの仲間になりたいな〜などと妄想しまくりながら読みました。2014/12/20
Kaholly
6
I miss you New York. そこは何度も行きたくなる場所だ!2015/01/06
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