出版社内容情報
中高年に希望の知能、「結晶知能」を伸ばす!
「この頃、物忘れがひどくなった。頭の回転も少しにぶくなってきた気がする」と考えて、計算ドリルなどをする中高年が増えています。しかし、悲観することはありません。 中高年になっても、伸び続ける知能があるのです。心理学者たちの研究で、知能には結晶性知能と流動性知能があって、結晶性知能は、70代や80代になっても伸び続けることが明らかになっています。結晶性知能は、洞察力や判断力、理解力、批評能力、コミュニケーション能力など、人間らしく豊かな社会生活を営む上での根本ともいえる、重要な知能の総体です。本書では、これを「結晶知能」と呼び、結晶知能を生活習慣の中で伸ばすことのできる方法をわかりやすく提案しています。
内容説明
中高年からグングン伸びる「結晶知能」をご存じですか?記憶力低下=知能低下ではない。年齢につれて脳の「性能」は多少落ちても脳の「内容」である結晶知能は、磨けばどんどん高められる。人生を豊かにする結晶知能の伸ばし方。
目次
第1部 「結晶知能」を磨けば、脳はぐんぐん賢くなる(そもそも「結晶知能」って、いったいどんな知能?;まず、今の自分の「結晶知能」をチェックしてみよう;中年以後の人生を輝かせる「結晶知能」の特徴とは?;賢くなるには、計算ドリルをやらなきゃいけないの? ほか)
第2部 「結晶知能を高める方法」実践編(結晶知能を高める方法1 頭が硬直化しないように「興味を持つ!」;結晶知能を高める方法2 経験をムダにしないように「やる気を出す!」;結晶知能を高める方法3 思考力を高めるために「批評する!」;結晶知能を高める方法4 結晶知能のベースを作るために「こだわる!」 ほか)
著者等紹介
佐藤眞一[サトウシンイチ]
1956年、東京生まれ。明治学院大学心理学部教授、博士(医学)。老年心理学専攻。日本老年行動科学会会長。早稲田大学大学院博士後期課程(心理学専攻)を終え、東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、ドイツ・マックスプランク人口学研究所上級客員研究員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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