内容説明
こねこのちーすけ、はじめてのたんけん。おにわでみつけたものは…?
著者等紹介
竹下文子[タケシタフミコ]
1957年、福岡県生まれ。東京学芸大学卒業。作家。大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞、『ひらけ!なんきんまめ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞フジテレビ賞、『なまえのないねこ』(小峰書店)で講談社絵本賞など6つの賞を受賞
鈴木まもる[スズキマモル]
1952年、東京生まれ。東京藝術大学中退。画家、絵本作家、鳥の巣研究家。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞、『あるヘラジカの物語』(あすなろ書房)で、親子で読んでほしい絵本大賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
157
竹下 文子、3作目です。猫の絵本には定評のある著者、シンプルですが、心温まるストーリーだにゃあ(=^・^=) https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323024738 【読メ😻猫部】2023/10/04
yomineko@猫と共に生きる
68
読み友様からのご紹介本です📙絵が可愛くて仕方がない😻😸😻😸お母さんが寝ている間に、子猫のちーすけ、探検開始!てんとう虫、かえる、カタツムリ、スズメ。でもみんな逃げてしまうね😢😢😢これは何?と思ったら「ワン!」と吠えられた!おうちに帰ったらお母さんに包まれてスヤスヤねんね。可愛い~😻😸😻😸ひたすら可愛い絵本でした😊2024/02/08
鴨ミール
39
鈴木まもるさんの絵は、随分見てきてるのですぐに馴染める。自分の一番落ち着くとこはどこかな?庭にいる小さい命たちに想いを寄せて読めるかな?入学前のお子さんに読みたい。2024/02/14
ykshzk(虎猫図案房)
33
読み友さんのレビューで気になって。我が家にも同じ柄の猫がいるので読まずにはいられない。色鉛筆?のやさしい絵で、心温まる絵本でした。子猫の仕草がとっても可愛いし、そうそう!というかたちで描かれてる。子どもがお母さんの元を抜け出して冒険して、無事にお母さんのもとに帰ってくる話がどうやら私は好きみたいです。(「こすずめのぼうけん」しかり。)みんな、いるべき場所っていうのがあるのだなぁと。うちの布団でまるまっているうちの猫は、ここが居るべき場所で合っているかな、とじっと、猫を見てしまいました。2024/02/17
k sato
29
この言葉に安堵を感じる人は多いのではないでしょうか。(*´ω`*)家猫のちーすけは母猫が寝ている間にお外に飛び出し生きものたちに遭遇。しかし、生きものたちはどこかへサッと消えてしまいました。みんなどこへいってしまったのかな・・・「ここにいるよ」というフレーズを使う場面は三通りあると思います。一つは自分が何かを見つけて第三者にその存在を示す時。二つ目は自分の存在を第三者に訴えるとき。三つ目は第三者が自分に向けてその存在を伝えるときです。この絵本ではそれらを巧みに使い分けて、存在の有難さや尊さを教えてくれます2023/11/15