出版社内容情報
世界初出版!巨匠が語る壮絶で真摯な軌跡
世界的チェリストが初めて語る人生の軌跡。無実の罪によって投獄されたソ連時代。イスラエルでスタートさせた演奏家としてのキャリア。そして、カザルス、ピアティゴルスキー、ロストロポーヴィチ、バーンスタイン、メータ、アルゲリッチ、クレーメルら名音楽家たちとの交流などから、“魂の音色”の秘密が浮かび上がる! マイスキーから全幅の信頼を寄せられている著者が、約20年間にわたるインタビューと取材の中から、彼の言葉を誠実に綴った真実の書。これまでマイスキーの本は世界で1冊も出版されておらず、これが初出版となる。マイスキーからのメッセージ、全ディスコグラフィ、幼少時代や巨匠たちとの秘蔵写真も収録されたクラシックファン必読の書。
魂のチェリスト
内容説明
無実の罪によって投獄されたソ連時代。イスラエルでスタートさせた演奏家としてのキャリア。そして、カザルス、ピアティゴルスキー、ロストロポーヴィチ、バーンスタイン、メータ、アルゲリッチ、クレーメルら名音楽家たちとの交流などから浮かび上がるマイスキーの“魂の音色”の秘密。
目次
ピアティゴルスキーの懐中時計
楽観的な末っ子
アイドルはペレ
バッハはバイブル
レニングラードの初恋
ウォッカとロストロポーヴィチ
チャイコフスキー・コンクールへの長き道
獄中で出合った一枚の木の葉
イスラエルへの帰還
カサド・コンクールとミュンヘン・コンクールの明暗
「きみはソリストになるべきだよ」―メータ
カザルス最後の写真
「脈のように、脈のように」―バーンスタイン
アルゲリッチの魔力
同郷、同窓のクレーメル
ミッシャからミハイルへ
わが恋人、モンターニャ
ラッキーナンバーは「八」
汗びっしょりのステージ
「世界市民」を目指して
著者等紹介
伊熊よし子[イクマヨシコ]
音楽ジャーナリスト。東京音楽大学卒業。レコード会社勤務、ピアノ専門誌『ショパン』編集長を経て、1989年フリーに。クラシック音楽をより幅広い人々に聴いてほしいとの考えから、音楽専門誌だけでなく、新聞、一般誌、情報誌などにも記事を執筆。アーティストヘのインタビューの仕事も多く、もっとも多い年で年間70名のアーティストに話を聞いている。クラシックは生涯の友となり得るものであるとの信念のもと、各アーティストの素顔、人生観、音楽観を、自分の言葉で人々に伝えることに全力を傾けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 要説環境法 (第3版)