モンタナ・ジョー―マフィアのドンになった日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093875370
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0093

出版社内容情報

シカゴに実在した日本人マフィアの凄絶人生

 日系二世としてアメリカ・カリフォルニア州で生まれた衛藤健ことモンタナ・ジョー。天才的なカード捌きが、イタリアン・マフィアに認められ、東洋人の仲間と共にシカゴの暗黒街に乗り出していく。そして、1960年代、ついにファミリーの大幹部にまで昇り詰めるが、抗争の渦に巻き込まれ、裏切りの銃弾が彼の頭に撃ち込まれる!…命を取り留めたジョーは司法取引を決意。そして'85年4月、大統領諮問委員会に黒頭巾、黒装束姿で現れたジョーは、マフィアの全貌を明らかにし、政府公認の「匿名の存在」となって公の場から姿を消す…。マフィアの世界で頂点を極めた、ただ一人の日本人の栄光と転落の軌跡を描いた、渾身のノンフィクション。'06年全世界公開予定のハリウッド映画原作本!

内容説明

日系二世としてアメリカ・カリフォルニア州で生まれた衛藤健ことモンタナ・ジョー。天才的なカード捌きが、イタリアン・マフィアにみとめられたことから東洋人の仲間と共にシカゴの暗黒街に乗り出していく…。そして1960年代、ファミリーの大幹部にまで登り詰めていく。だが、抗争の渦に巻き込まれ、裏切りの銃弾が彼の頭に打ち込まれた!―長期間にわたり、その足跡を追った在米日本人作家、入魂のノンフィクション。

目次

第1章  一九五八年シカゴ
第2章 一九三六年サンフランシスコ
第3章 一九四五年ニューヨーク
第4章 一九五〇年シカゴ
第5章 一九五三年シカゴ
第6章 一九五七年シカゴ
第7章 一九八五年四月二十二日シカゴ

著者等紹介

村上早人[ムラカミハヤト]
本名、生年月日不詳。戦後、戦災孤児として上野を中心に生活する。1954(昭和29)年、アメリカに密航するが、日本に帰されてはまた密航を繰り返し、その数、十数回に及ぶ。1990年にアメリカの永住権を取得し、現在ロサンジェルスに在住。現地で劇団「虹」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

就寝30分前

18
日系二世でマフィアのドン、モンタナ・ジョー。作者は彼の全盛期に出会っているせいか、やたらとカッコよく男気のある人物に描かれている。が、結局はイカサマ賭博の元締めで、決して褒められたもんじゃない。FBIとの司法取引に応じ、黒頭巾を被り法廷で証言する姿は確かリアルタイムでテレビか新聞で見た記憶がある。彼を描いた映画が見たくなった。2016/06/10

Wisteria

4
これは小説として読むしかないと途中で諦めた。よく取材をされたんだろうけれど、著者も認める通り想像でつないだ部分が多いようだ。誰にも分かるはずのない会話やら感情やらを盛り込み過ぎ。血筋的には純日本人ながら、アメリカ生まれのアメリカ育ちだとこんなにダイナミックになるものなのか、彼が特別なのか。日本男児という感じは全くないし、すごいとは思うものの日本が誇る人物でないのは確か。著者がジョーに心酔し過ぎているようなので、丸ごと信じる気持ちにはなれない。2018/08/12

nippon

1
ちょっと内容薄いかな2015/09/15

NOBUNAGAXXX

1
日系アメリカンであって日本人ではない、と言うジョーに流れる侍魂。真実は小説より奇なり。2015/03/29

ここパパ

1
タイトルに魅かれれ読んだ。実際は日系二世で心はアメリカ人などだろう。しかし、父親は日本生まれで神父、その息子がマフィアのボスになったのだからすごの一言。 2014/09/01

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