子どもを勉強に向かわせる本―家庭からの学力向上プラン

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093874557
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

成功の実例を持たない教育論や権威に対し、歯に衣着せぬ批判を加えてきた著者が、最先端の教育心理学や受験指導の実際、さらには2人の子育ての経験も踏まえつつ家庭と教師に向け語る小中学生向け実践教育指南書!

 2002年12月13日、文部科学省から発表された全国一斉学力テストの結果は、ここ1?2年の移行措置期間のみならず、20年近くにわたるゆとり教育の結果が、慢性的な学力低下を招いていることを証明した。しかし2003年度以降も「学校5日制」は継続され、学ぶ内容が3割削減された「最低基準教科書」にも根本的な改訂はないままである。早い時期から山口小学校の陰山実践に注目し、結果をもって立証できる教育を目指してきた著者が、最先端の教育心理学や受験指導の実際、さらには二人の子育ての経験も踏まえつつ家庭に向けて語る小・中学校の学習ポイント。豊富な資料を駆使して、わかりやすくかつ辛口に説く家庭教育指南書。ポストゆとり教育時代の親達に捧げる!

内容説明

本書は、日本の教育に対し、常に先見の明に満ちた発言を続けてきた著者が、家庭の未来を見つめて語る、家庭からの教育改革プランである。

目次

第1章 学力こそが本当のゆとり
第2章 小学生の学習ポイント
第3章 山口小学校訪問記
第4章 知に対する尊敬を育てる
第5章 休日の家庭が学力を作る
第6章 学力を高め、人間性を養う
第7章 教科書解体新書
第8章 中学からの学習ポイント
第9章 家庭の一票が教育を変える

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在川崎幸病院精神科顧問。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。教育、経済、老人医療、受験指導、社会人教育と、幅広いジャンルに的確で先見的なアドバイスを提供し続けている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フィ

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親から言われなくても自分から進んで勉強できる子は、幼少から自分の感情コントロールができて行動に反映させることができる。逆に、自分の感情コントロールができない子は、そのままでは自ら勉強することには結びつかない。では自分から勉強しない子(うちの子)はどうすれば良いか?感情コントロールは即効でできるようにはならないので、アメ的な取引も用いつつ、まずは外的動機を促してから内的動機が出てくるようやっていくしかない。どういうアメが有効なのか良く考えてやっていく必要がある。2013/07/28

ごろごろむーむ

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基礎学力の大切さか、なんでも基礎やね。2011/06/16

no_hi

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嫌でも基礎演習をやる2010/01/25

かもやん

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当たり前のことを説得力をもって説明してくれている、文科省の役人さんやお偉いさん方に読んでもらいたい本。 ・ゲームの普及で勉強しなくなった ・基礎がないと考える力も活かせない ・熟語中心の漢字学習法 ・わからなければわかるところまで戻る ・知識をoutputさせることが重要 ・教養とは習ったその時には一見意味がないことを教わること=知への敬意 ・社会が「勉強は大事!」という風潮をつくっていくことが重要 ・生きる力=人間の幅←推論するのにワンパターンではなく他の可能性も考えられること 2019/05/02

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