百年の恋

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 14X20cm
  • 商品コード 9784093874465
  • NDC分類 911.16
  • Cコード C0095

出版社内容情報

60年の安保の後、21歳で自死した岸上大作の愛、放浪の歌人・山崎方代ただ一度の恋、ハンセン病に苦しみながら愛を詠み続けた津田治子など10人の歌人たちの感動的人生を、歌人、道浦母都子さんが描くノンフィクション。

 歌人・道浦母都子さんは、1981年現代歌人協会賞を受賞した『無援の抒情』でデビュー。この作品は、学園紛争の中で全共闘世代の若者がどう闘い、愛し、挫折していったかを等身大の視線で歌ったもので、読者に鮮烈な印象を与えました。 本書は、吉野秀雄、山崎方代、岸上大作、若山喜志子、津田治子ら10人の歌人を取り上げ、その愛と恋と別離とに照準を合わせ、それぞれの感動的な人生を描いたノンフィクションです。 夭逝した詩人・八木重吉夫人とみ子と運命的に再婚した吉野秀雄の愛、放浪の歌人・山崎方代のただ一度の恋、60年安保の後、21歳で自死した岸上大作の愛、ハンセン病に冒された津田治子の愛と死など、歌人たちの感動的な人生が綴られています。

内容説明

近代日本よりぬきの美しい恋うたがひびく中を、恋に殉じ、恋に生きた歌びとの人生が点滅する。恋の詞華集として手もとにおき、いつくしみたい本。歌人たちの鮮烈な恋と愛。

目次

第1章 吉野秀雄
第2章 山崎方代
第3章 岸上大作
第4章 大西民子
第5章 大原富枝
第6章 引野収・浜田陽子
第7章 若山喜志子
第8章 山川登美子
第9章 津田治子

著者等紹介

道浦母都子[ミチウラモトコ]
歌人。1947年、和歌山県生まれ。72年、早稲田大学文学部卒業。歌集『無援の抒情』で第25回現代歌人協会賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

1
女流歌人の生き方とその作品を紹介した本。評論的な書き方ではなくて、歌人の生の内側に入り込んで、それを追体験するという姿勢が良かった。2010/06/13

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