内容説明
ママのお手伝いで「ぼく」は、動物たちやピエロのクッキーを作る。オーブンのなかから音楽が聞こえてくると、サーカス一座が街へくりだし…。おもわずお腹がなってしまう、おいしい一冊!
著者等紹介
たむらしげる[タムラシゲル]
1949年、東京生まれ。桑沢デザイン研究所修了。画集「メタフィジカルナイツ」で小学館絵画賞、映像作品「銀河の魚」で大藤信郎賞、「クジラの跳躍」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
70
ゾウやライオン、音楽隊をクッキーで作ってみたら、オーブンで焼き上がったとたん、等身大の大きさになってサーカスがはじまる、という夢あふれるお話。しかも、お腹がすいたら観客達はぽろっとカケラをクッキーとして食べることができる。最初、ゾウの鼻をポキッと折って食べているシーンがある!と思って戦慄したり、人間サイズになった音楽隊も食われるのか・・・と、おそるおそるよくみたらゾウの鼻と思った部分はライオンの輪くぐりの輪っかを壊したもので、動物/人間系のクッキーは誰も食べてはいなかった。ほっ。2014/10/26
mntmt
22
夢があるな〜。2017/02/17
boo
14
なんとも不思議な話ですが夢があっていいなぁ。5歳の息子はクッキーが大きくなっていくとかライオンが街を歩いているところがこわい!と騒ぎ最後の夢オチということでやっと安心して笑っていました。(5歳、3歳1カ月)2018/09/25
しぃ
11
焼き立てクッキーの香りが漂ってきそう。クッキーがサーカスするなんて楽しいね。2023/11/18
絵具巻
6
文京区立根津図書館で借りました。2015/08/17