名句で味わう四季の言葉

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093874397
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0092

出版社内容情報

季語は、日本人が自然の中で育んできた美意識の結晶。四季折々の言葉160語と、俳句・短歌とその鑑賞530点、そして200枚の美しい写真が織り成す、季節の日本語のアンソロジーです。

 春夏秋冬が巡る数千年の間に、日本人は四季おりおりのさまざまな現象や風物を愛で、四季の移り変わりを敏感に感じ取り、それによって呼び起こされる感情を言葉の中に封じ込めてきました。そうして生まれた言葉、季語は、日本人と日本語の美意識の結晶です。本書は、代表的な季語を160語選び、言葉の正確な意味や来歴、日本人がその言葉にどのような感情や美意識を盛り込んできたかについてを解説。さらに、その言葉が使われた俳句や短歌とその観賞を530点掲載した「季節の日本語」のアンソロジーです。 日本を代表する風景写真家の今森光彦氏が琵琶湖周辺の「里山」で撮影した、美しい風景写真約200点を掲載し、視覚的にも日本の四季を楽しめます。

内容説明

季語は、日本人が自然の中ではぐくんできた美意識の結晶。四季おりおりの言葉160語と、俳句・短歌とその鑑賞530点、そして200枚の美しい写真が織りなす、季節の日本語のアンソロジー。

目次

春(春;春をうたった名句・名歌 ほか)
夏(夏;夏をうたった名句・名歌 ほか)
秋(秋;秋をうたった名句・名歌 ほか)
冬(冬;冬をうたった名句・名歌 ほか)

著者等紹介

中村裕[ナカムラユタカ]
1948年、北海道生まれ。俳句を三橋敏雄に師事。フリーランスの編集者、ライターとして平凡社、文芸春秋、中央公論社、小学館などで書籍、雑誌、辞典などに関わる

今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年、滋賀県生まれ。琵琶湖周辺の自然や人間、生物のつくりだす宇宙をライフワークとして撮影。写真集『里山物語』『里山の道』(新潮社)、撮影監督を勤めたNHKハイビジョン番組「里山物語」などで、「里山」の存在と価値を世に広める。木村伊兵衛賞、毎日出版文化賞、産経児童出版文化賞・大賞受賞。著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NOYUKI

2
四季折々見合った短歌や俳句がすらすら出てくるようになりたいと思っていて、これは!と借りてきたけど。選ばれている句が、今ひとつ合わない…。合わなかった…。違う選者のこーいう本を探して、ぴったりの句を探そう。今森光彦さんの写真が美しい。児童書の今森さんは、昆虫のイメージが強かったのだけど…とてもよかった。2021/06/25

ruri

2
今森さんの写真がうつくしい2019/03/04

がぉ@春待人

2
 季節ごと、言葉ごとの俳句アンソロジー。 二十文字ほどの言葉に捕まえられた季節、心が美しい。 日常の忙しさに忘れ、削られ、すり減ってしまった心を取り戻しながら、ゆったりと感じたい一冊です。2013/06/27

仮ッ子

1
美しい風景写真+季語ごとの詩・短歌・俳句。美しい日本の風景と言葉。失われたもの、失いつつあるものも多々あるが、忘れているだけのものもある。心を澄ませていたいと思う。2010/06/01

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