出版社内容情報
著者は、’89年『ワイングラスは殺意に満ちて』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。その後、密室殺人、心理サスペンスと一作ごとに趣向を変えて作品を発表、本作品では幼女連続殺人事件に挑む。
著者・黒崎緑氏は、同志社大学在学中推理小説研究会に属し、1989年31歳の時『ワイングラスは殺意に満ちて』で第7回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞し作家デビューしました。女性ソムリエが探偵役の全編ワインの香り漂うような小粋な作品です。第2作の『聖なる死の塔』はガラリと趣向を変えたミッションスクールを舞台にした密室殺人事件、第3作の『闇の繰人形(ギニョール)』は心理サスペンスです。このように一作ごとに趣向を凝らした黒崎ミステリーが幼女連続殺人に挑んだのが本書です。
内容説明
読めない名前の子どもたちが殺される!?被害者の名前は「五百旗」に「計徳」。掌には謎のメッセージ「1+1=」。深夜の公園で彼女は何をしていたのか?隣りのオタクに気をつけろ!手首を斬り落としたのはなぜ?食べてはいけない!謎また謎。ツイストに継ぐツイスト。スピーディで華麗な展開。どんでん返しの連鎖反応があなたをつかんで離さない!9年の沈黙を破って黒崎緑が秘術をつくす待望の長編ミステリ。
著者等紹介
黒崎緑[クロサキミドリ]
1958年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部卒。在学中は同志社大学推理小説研究会に所属。1989年『ワイングラスは殺意に満ちて』で第7回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞する
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感想・レビュー
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