出版社内容情報
お台場に誕生した、話題の世界最新テーマパーク型ショッピングモール・ヴィーナスフォート。女心を惹きつけた演出、購買意欲を起こさせるメカニズムなど、世界初の大プロジェクト成功には画期的な「創客」法があった。二人の仕掛け人が明かす発想法、構想力を公開。
99年8月25日に東京・お台場にオープンした全天候型のテーマパーク型ショッピングモール「ヴィーナスフォート」。今までにないアイディアを集積したこの一大施設の誕生までの経緯と、不況時代にどうやってお客を集めモノを売るか、その発想を盛り沢山に綴った本です。 ヴィーナスフォートとは、東京の臨海副都心の新業態テーマパーク型、劇場型ショッピングモールです。大前研一さんがコンサルタントとして参画したこの施設は、ゲームソフトメーカー『スクウェア』の創業者・宮本雅史さんと『森ビル』が50%折半で出資。東京都から10年の期間限定で借りた1万坪の敷地に延べ床面積2坪程度の3階建て施設を造り、ファッション、コスメティック、レストランの170店舗が集積した「街」のようなものです。来館者予測は、初年度2000万人。 この街が生まれるまでの発想、物語は、現代の「ほそ腕繁盛期」のようなドラマの要素もあり、画期的なアイディアで問題を乗り越えていくおもしろさもあります。 無から有を生む発想法、構想力のつけ方を、サラリーマンに伝授する本です。
内容説明
一番元気な消費者“ヴィーナス”たちを惹きつけたお台場・ヴィーナスフォートが提案する「創客」法。仕掛けたのは世界一の経営コンサルタントとソフト・プロデューサー。不況をものともしない、世界最新のテーマパーク型ショッピングモールに学ぶ、あなたの仕事をおもしろくするまったく新しい発想法。
目次
第1章 モノが売れる仕組みを考えよう(街を造り、客を創る;世界一を呼んでこよう ほか)
第2章 サービスは感動を呼ぶ(サービス業は「100-1=0」;受付の人選まで、気を配る ほか)
第3章 無から有を生む想像力と構想力(ギャンブルと売春と離婚の街の大変身;湿地帯を札束に変えたディズニー ほか)
第4章 新しい発想で、街に商機が生まれる(日本人は自由な発想が苦手だなんて、嘘だ;水際を見直せば、快適住空間を作れる ほか)
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