出版社内容情報
現役選手時代の栄光を自分一人の腹に収め、ひたすら裏方として。若手の「怪童」と呼ばれた西鉄ライオンズの超スラッガー中西太。その彼が、イチローをはじめ若手育成の秘訣や弱い球団を強くする組織のつくりかたなど、様々な体験を交えて、中間管理職の重要さを説く。
第1部 人を活かす1 フロントと現場の間で 中間管理職かくあるべし。 組織の行く末を見据えつつ現場を教育する中間管理職こそ、強い組織づくりの核となる。 中間管理職は自分の足場を固め、自信を持って前向きに行動せよ。2 変わり続ける組織が強い。人材を常に再評価すべし。 役割を固定化せず、2番手3番手の能力を引き出して、誰にでもチャンスがあることを印象づけよ。それが競争を生み、組織は活性化する。 中間管理職は、現場の能力を見抜く力を養え。3 立場を離れて組織を見る。現場や先人に耳を傾けるべし。 自分の経験は活かすべきだが、他人の立場や考えにも柔軟に反応せよ。また、組織が全てではないという発想も時には必要である。第2部 わが野球人生1 「怪童」を生んだ土地 誕生から甲子園を沸かせた高校時代まで。2 わが青春の西鉄ライオンズ 入団から奇跡の日本シリーズ勝利を経て、苦闘の監督時代まで。3 苦悩の末に「日々新たなり」 傷心を癒しながらコーチとして新たな道を切り拓いていくその後。
内容説明
プロ野球名コーチに学ぶ、素晴らしき中間管理職人生。
目次
第1部 人を活かす(フロントと現場との間で―中間管理職かくあるべし;変わり続ける組織が強い―人材を常に再評価するべし;立場を離れて組織を見る―現場や先人に耳を傾けるべし)
第2章 わが野球人生(「怪童」を育んだ土壌;わが青春の西鉄ライオンズ;苦悩の末に「日々新たなり」;エピローグ)