てらこや青義堂 師匠、走る

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てらこや青義堂 師匠、走る

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093865364
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

今村翔吾の新作「てらこや青義堂」始まる!

師匠は走る、愛する人を守るために。
筆子も走る、大切な仲間と先生のために。

「羽州ぼろ鳶組」が大ヒット、『童の神』でデビュー間もなく直木賞候補!
いまもっとも旬の若手が書き下ろした最新時代小説。

【あらすじ】
明和七年、太平の世となって久しい江戸・日本橋で寺子屋の師匠をつとめる十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。
貧しい御家人の息子・鉄太郎、浪費癖があって親を困らせる呉服問屋の息子・吉太郎など、事情を抱えた筆子たちに寄りそう日々を送っていたが、藩の派閥争いに巻き込まれた加賀藩士の娘・千歳を助ける際、元忍びという自身の素性を明かすことになる。
年が明け、政情不安から将軍暗殺を企てる忍びの一団「宵闇」の動きが激しくなると、筆子たちと伊勢神宮へおかげ参りに向かう十蔵に報せが入る。
危険が及ばぬようにと離縁していた妻・睦月の身を案じた十蔵は、妻の里へ向かう。
そして筆子たちは、十蔵の記した忍びの教本『隠密往来』をたよりに、師匠を救う冒険に旅立つ。

内容説明

明和七年、泰平の世となって久しい江戸日本橋で寺子屋の師匠を務める十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。今は、貧しい御家人の息子・鉄太郎、浪費癖で親を困らせる呉服問屋の息子・吉太郎などワケありの筆子に寄り添う日々。年が明け、筆子らと伊勢神宮へお蔭参りに向かう十蔵の元へ、将軍暗殺を企てる忍びの一団「宵闇」が動き出したとの報せが届く。危険が及ばぬよう離縁した妻・睦月の身を案じた十蔵は、妻の里へ。筆子たちは、十蔵の記した忍びの教本『隠密往来』をたよりに、師匠を救う冒険に旅立つ―。

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューし、同作で第七回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。「羽州ぼろ鳶組」は大ヒットシリーズとなり、第四回吉川英治文庫賞候補に。18年「童神」(刊行時『童の神』に改題)で第十回角川春樹小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しんごろ

304
ドリフのコントかよ!という面白さあり、江戸なのに学園ドラマ的要素あり、もちろん闘いも面白い。そして、十蔵と寺子達のやりとりと寺子屋で築いた絆が物語を重厚にしてくれましたね。登場する漢達もかっこい更にいつも思うのですが、今村翔吾作品に登場する女性はいつも素敵です。そして得意のほんの一瞬の友情出演、またありましたね。人を想い、人のために生きなきゃですね。エンタメ感たっぷりの文句無しの面白さでした。2019/05/01

青乃108号

245
「イクサガミ」に負けず劣らず、エンタメに徹した物語で非常に面白く読んだ。忍びを引退して寺子屋を開き、子供達に人の道を説く師匠と、弟子の子供たちの物語。引退したとは言え、元は凄腕の忍びの師匠の事、大きな陰謀に忍びの者が大挙駆り出される中、いつしか師匠も弟子もろとも巻き込まれ。囚われの身となった師匠の窮地を知り、力を合わせて救出に向かう弟子の子供達の胸アツの展開。そこから始まる忍び同士の忍術合戦。クライマックスは流石の筆捌きだ。師匠と弟子の絆はより深まって。物語は爽やかに結末を迎える。今村翔吾は本当に面白い。2024/11/22

いつでも母さん

236
いや~今頃ですが、面白かったです。寺子屋に生きる元公儀隠密・十蔵が何とも愛おしい。支える妻・睦月との再会や筆子の四人との関わり方もワクワクする。とにかく活き活きと人物が勝手に動き回るのが好い。後半の死闘も切なくて・・熱くなる。今回も今村さんに楽しませていただきました。完成した『隠密往来』最後の頁に綴る忍びの思いは、今を生きる私たちにも通じるだと思う。2019/07/04

海猫

223
元公儀隠密の寺子屋の師匠が、教え子のトラブルにあちこち奔走する。そうこうしているうちに忍びの命を掛けた闘いに突入したり、主人公の過去が語られたり、とにかくエピソードが豊富。今で言う学園ドラマ風でもあり、人情あり、凄絶な忍びバトルありで、これまでの著者の作品群の中でも、特にバラエティーに富んでいる。後半、子供たちがそれぞれの特技や性格を生かして、師匠を救おうとするくだりは児童文学的な痛快さ。ページ数以上に中身が面白い。今村氏の次作は羽州ぼろ鳶組新作なのでこれもまた楽しみ。2019/03/05

しんたろー

199
元公儀隠密で寺子屋師匠・十蔵を主人公にした物語は、筆子(生徒)たちの問題を人情&忍術で解決する連作形式で進むが、次第に陰謀へ立ち向かう話になるので、笑ったり、ハラハラしたりして楽しめた。今村さんらしい上手に色分けされた人物たちの誰もが好感を持てて感情移入できるので、サスペンスorアクションシーンが盛り上がる。筆子たちの健気さや友情が可愛く、忍犬・時丸の活躍も犬好きには嬉しい。敵役たちも単なるワルではなく、哀しい事情を背負わせているのも巧みだし、十蔵の元妻・睦月は『ぼろ鳶』の深雪と双璧の素敵な女性で満足💛2019/11/18

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