教場〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093864350
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大ヒット警察学校小説、待望の続編!

●第一話 創傷(そうしょう)
初任科第百期短期課程の桐沢篤は、風間教場に編入された不運を呪っていた。医師から警察官に転職した桐沢は、ゴールデンウイーク明けに最初の洗礼を受ける。
●第二話 心眼
風間教場では、備品の盗難が相次いでいた。盗まれたのは、PCのマウス、ファーストミット、マレット(木琴を叩く枹)。単独では使い道のないものばかりだ。
●第三話 罰則
津木田卓は、プールでの救助訓練が嫌でたまらなかった。教官の貞方は屈強な体格のスパルタ教師で、特に潜水の練習はきつい。本気で殺されると思ってしまうほどだ。
●第四話 敬慕
菱沼羽津希は、自分のことを初任科第百期短期課程のなかでも特別な存在だと思っている。広告塔として白羽の矢が立つのは、容姿に秀でている自分なのだ。
●第五話 机上
仁志川鴻は、将来の配属先として刑事課強行犯係を強く希望している。元刑事だという教官の風間には、殺人捜査の模擬実習を提案しているところだ。
●第六話 奉職
警察学校時代の成績は、昇進や昇級、人事異動等ことあるごとに参照される。美浦亮真は、同期で親友の桐沢篤が総代候補と目されるなか、大きな試練に直面していた。



【編集担当からのおすすめ情報】
週刊文春「2013年ミステリー部門」第一位に輝き、
2014年本屋大賞にもノミネートされ、
警察小説に新機軸を打ち出したベストセラー、いよいよ続編登場!
もちろん、白髪隻眼の教官・風間公親は健在!



長岡 弘樹[ナガオカ ヒロキ]
著・文・その他

内容説明

怪物じみた切れ者刑事は、なぜ教官に転じたのか?君には、警察学校を辞めてもらう。“退校”宣告から執行までのタイムリミットは一週間。風間教場に編入された不運を呪いながら、己と闘え。大ヒット警察小説、新章突入!

著者等紹介

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県生まれ。筑波大学卒。2003年「真夏の車輪」で第二五回小説推理新人賞を受賞。08年「傍聞き」で第六一回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞、同作を収録した文庫『傍聞き』は、四〇万部を超えるベストセラーとなる。13年に刊行した警察小説『教場』は、週刊文春「二〇一三年ミステリーベスト10国内部門」第一位に輝き、一四年本屋大賞にもノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

551
「教場シリーズ」第2弾。 安定した面白さである。 警察学校における風間の存在感が抜群で 毎回謎解きをする構成も そのオチも本当に 楽しい。それにしても 全編に漂うこの緊張感は何なのだろう.. 感情を見せない風間の人物造形ゆえなのか.. やや陰湿な出来事も人間臭く、ひどく対象的な 対処の淡白さも爽快に感じるのだが..2016/06/19

starbro

457
「教場」に続いて長岡弘樹、2作目です。前作ほどの新鮮味や驚きはありませんが、二番煎じにならず、今回も期待どおり楽しめました。6篇の短編の内、オススメは「創傷」と「奉職」です。どの職業もそれなりに大変だと思いますが、教場(警察学校)には入りたくないなぁ!「風間」、「教官」と聞いて、「スチュワーデス物語」を想い出すのは私だけでしょうか?2016/03/08

サム・ミイラ

432
風間教場第二弾。前作と比べるとかなり落ち着いたというか現実感が増したようだ。そのぶんホラー度は低め(笑)これなら実際にありそうだと思える話もあった。各話短いながらも思いもしなかった着地点とそこに至る学生たちの不安感や焦燥感、さりげなく張られた伏線からのどんでん返しがこの作品の最大の特長であるが、今回もしっかり踏襲されており読み応えがあった。特に第一話と第二話の着想とキレは素晴らしい。風間教官の魅力も増しているように思う。最終話「奉職」は卒業式の物語。ラストの風間教官の言葉に思わず泣いてしまった。名作。2017/01/05

Yunemo

374
学校という名はつくけれど、やっぱり窺い知れない教練現場。ここで身に着ける要素は、捜査着手への道、身を守りながらの。遺族、被害者になったつもりで捜査、これが警察官の根源。頭では理解できるのですが。前作と比して、風間教官の人間味が遺憾なく発揮されてるような。何を見抜いての学生への接し方なの?警官人生をどのように過ごしたの、それをどのように伝えていくの、自身、少しずつ理解の幅が出来てきたような、一人想い。胡散臭く見られる現実面もあり、常人以上に人の道を外さずに生き抜くこと。そうは言っても、という気持ちもあって。2016/03/26

ノンケ女医長

306
「教場」のインパクトが強すぎたのか、今作はどこか毒気を抜かれたような感じ。心胆を寒からしめる残忍さは、随分物柔らかなものに。前作で大きな組織から苦情が寄せられたところもあるのではと、心配になった。さて、日本には警察官と同数の医師がいる。医師から警察官へ転職した人はいないと思うし、仮にいたとしても、わずか2年の臨床研修で、あんなに自信満々に、かつ同期や教官から信頼を寄せられる警察学校の巡査は、実際にはありえないと思い、残念な気持ち。2024/11/13

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