出版社内容情報
判型:4-6
当代きっての人気噺家である三楽亭抱夢は、役者の上を行く美丈夫と噂されていた。抱夢は、師匠の遊仙から大人げない妨害を受け、一時期噺家を廃業したこともあったが、病の床に就いた遊仙の世話をし、亡くなってから
内容説明
今は亡き師匠の家の回りで次々と起こる事件の真相を追いながら、惚れた相手に想いのたけをぶつける、当代きっての人気噺家仙朝―。古典落語の名作が多数織り込まれた、時代ミステリー。
著者等紹介
和田はつ子[ワダハツコ]
東京都生まれ。出版社勤務の後、テレビドラマ「お入学」の原作、『よい子できる子に明日はない』で注目される。ホラーを中心に著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紗世
19
時代小説。落語家三遊亭圓朝の身の回りに起きた事件を解決する話。事件の解決と、自身の噺家としての研鑽…圓朝は人格者かな?ミステリーとも落語話とも、弱めです。2023/08/04
さいちゃんの母
9
其々が単独で、解決。最後に事件の裏幕が語られる。落語家仙朝ホームズ、小仙治がワトソン役という所でしょうか?江戸の花形落語家を探偵役に持ってくるとは、面白い。仙朝の先代家族に対する配慮も女性作家の目からでしょうか? 江戸職人シリーズ。読みやすく、後に残らず。2017/09/02
小梅さん。
3
才能ある落語家三楽亭仙朝が周囲で起きる事件を解決していく。 事件の裏を見抜く力は、噺家としての人間観察の才能にも通じているのかもしれない。 弟子の小仙治と同心津川との関係がなんともユーモラス。 それだけ慕われる仙朝師匠の人柄がいいんだなあ。 事件は、やるせない結末だったけれど、ちょっと切なくも前向きなラストが素敵な余韻を残してくれる。2016/01/22
みっちゃん
3
仕事が忙しくなかなか読めなかったせいか幽霊話が得意な三遊亭仙朝が周囲で起こる事件を解決していくという話だが、どうも入りこめなかった。落語を知っていたらもっと面白く読めたのだろうと思う。最後の三題噺は面白かった。2014/10/04
フックン
3
仙朝は、当代きっての実力を持っている落語家としてだけでなく、謎をとく洞察力も非凡で、そのうえ、性格もよく、これでさらに男前というんだから、天は何物も与えているの!?って思わずつっこみたくなる。落語については最後に生かされているくらいだったのが残念だった。2012/11/16




