出版社内容情報
日本で最も過酷な難行、比叡山千日回峯行を二回も満行した天台宗大阿闍梨の酒井雄哉師の人生の教えの書と寺田實画伯の比叡山の美しい風景画を組み合わせた画賛集。読む人に勇気と励ましを与える待望の一冊。
生か死か? 日本で最も過酷な難行、比叡山千日回峯行を二回も満行した天台宗大阿闍梨の酒井雄哉師の人生の教えの書と寺田實画伯の比叡山の四季折々の美しい風景画を組み合わせた画文集。酒井師は既にテレビ、新聞などで大きく取り上げられ、現代の「生き仏」として多くの人の賞賛を受けている。また、その飾り気のない、穏やかで優しい人柄は、悟りの境地そのもので会う人誰をも虜にしてしまう魅力がある。この書は、酒井師の「まごころ」をすべての老若男女に伝え、勇気と励ましを与えるものである。さらに、寺田画伯独特の柔らかく、色彩に富んだタッチの風景、仏像、建築物の絵は、画集としても十分楽しめるものである。
内容説明
室町時代から三人しかいないという「比叡山千日回峯行」ニ回満行者で、現代の「生き仏」と呼ばれる酒井雄哉師は、人生の「落ちこぼれ」だった。本書は、勇気と励ましの人生メッセージである。
目次
何が原因なのかを一生懸命考えている
基本がなかったら何もならない
太陽が東に昇る国に何しに来た
知ろうと思ったら実践すること
とにかく続けることそうすれば必ず何か見えてくる
人生におちこぼれなし
仏様は普段のままの気持で信じる人も信じない人も見守って下さる
まずは三日辛抱
体でもって一生懸命祈ること〔ほか〕
著者等紹介
酒井雄哉[サカイユウサイ]
大正15年大阪府生まれ。家業の失敗で5歳で東京へ。中学受験に失敗し、予科練へ志願し特攻隊になるが出陣の機会がなかった。戦後種々の仕事に就くが失敗。新婚の妻の自殺を機に出家。修行の後、千日回峯行に挑み、平成2年には2回目を満行。現在、天台宗大阿闍梨で、延暦寺長寿院住職
寺田みのる[テラダミノル]
昭和21年滋賀県生まれ。関西を中心に風景画、挿絵、絵本の世界で多彩に活躍。東京、関西で毎年個展を開催し、好評を博している
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感想・レビュー
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