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年金夫婦の海外移住

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  • サイズ B40判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784093797863
  • NDC分類 292.3
  • Cコード C0095

内容説明

老後への不安を抱える人々を後押しするように、テレビや旅行雑誌ではアジア諸国への移住を促す情報が溢れている。メディアに登場する現地の日本人たちは、幸せを絵に描いたような人たちばかり。だが、それほど簡単に夢の海外生活が手に入るのだろうか。「治安」や「医療」「生活費」など気になるテーマは数多くある。マレーシア、タイ、フィリピンに住む移住者たちを徹底取材。すると「海外移住」の真実が浮かび上がってきた―。

目次

第1章 「月10万で夢の生活」は可能か?(マレーシア編)(高級コンドミニアムが月3万円;「老後くらいは、自分のために」 ほか)
第2章 「親切な日本人」が一番危ない(マレーシア編)(75歳で決断したペナン移住;「中国産野菜」は食べたくない ほか)
第3章 「桃源郷」に暮らす(タイ編)(「玉本さん」に憧れた男たち;67歳で授かった長男 ほか)
第4章 増え続ける「困窮日本人」(タイ編)(日本人「老人ホーム」の出現;「エイズが発病する頃には死んでいる」 ほか)
第5章 終の住処を求めて(フィリピン編)(日本の介護は必ず行き詰まる;フィリピンに「死にに来る」 ほか)

著者等紹介

出井康博[イデイヤスヒロ]
ジャーナリスト。1965(昭和40)年、岡山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。英字紙『ザ・ニッケイ・ウィークリー』記者を経て、フリーとして世界各地で取材活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T

3
2008年に出された本だけど、ものすごい違和感がある。チェンマイは困窮老人、経済難民のジジイたちが女遊びを目的にたまっている場所らしい。女遊びなら俺なら絶対チェンマイより南のビーチに行くけどね。この著者の偏見にはちょっと違和感ありすぎるのでもう読まない。2016/02/11

taniyan

1
マレーシア、タイ、フィリピンに暮らす年金世代のルポ。「年金夫婦」と言えるのはマレーシアの例だけでは?タイとフィリピンでは、年金受給しながら現地の若い女性の後を追いかける男性の話が多かった。「60を過ぎた男が20代の女性を抱けるんですよ」という、高齢男性達のどこにも共感できない。背景に経済格差やアジア蔑視もはっきりとみえるので尚更…。海外在住邦人が、現地でこんなに失礼なことをしているのか?という嫌悪感が先に立った。 ロングステイを考えているご夫婦にとって、マレーシアの話だけは参考になると思う。2012/06/14

wang

1
海外移住生活の負の面について実体験者の取材をもとに赤裸々に描写。海外移住はだめというのではなく夢想ではなく現実問題として検討するよい視点になる。色々の問題があっても海外移住を望む高齢者がいるのは、日本の年金問題や高齢者福祉政策の貧弱さであることが浮き彫りにもなる。リタイヤ世代が日本で安心して暮らせないため、リスクをとって海外移住する人々の実録でもある。2010/02/12

おね様

0
興味深い1冊。こういう海外に移住する方たちはどうして現地語を覚えないのだろうか?少し不思議だ。2012/06/02

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