核と女を愛した将軍様―金正日の料理人「最後の極秘メモ」

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093797283
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

13年間にわたり、北朝鮮の金正日総書記の専属料理人を務めた著者による書き下ろし。本書には、金正日やその家族“ロイヤルファミリー”と共に過ごした者だけが知っている“将軍様”の私生活があますところなく綴られている。亡くなった最愛の妻・高英姫の死の真相、3人の子供たちの生活ぶり、そして新たに注目される愛人秘書の素顔……。さらには、夜の宴会での「セックスショー」の一部始終から、金正日の執務室・宴会所マップ、有事に使われる金正日専用「核シェルター」の存在、偽札製造をめぐる極秘エピソードまで、知られざる北朝鮮の内実が次々に明かされる。過去に金正日の私生活を暴いた亡命者の暗殺事件もあった。本書は決死の覚悟で明かす“最後の告白”である。

内容説明

最愛の妻とスタイル抜群の新「愛人」の素顔から「本番セックスショー」まで、元専属料理人が赤裸々に暴露。

目次

第1章 「表の顔」と「裏の顔」―南北トップ会談の舞台裏
第2章 金正日プロファイリング―将軍様の「昼の顔」
第3章 “ロイヤルファミリー”の肖像―妻と子供と「愛人」
第4章 真夜中は「別の顔」―本番セックスショーの夜
第5章 核シェルターと秘密資金―北朝鮮の国家機密を暴く
第6章 “監獄”からの脱出行―監視と粛清の恐怖の中で

著者等紹介

藤本建二[フジモトケンジ]
朝鮮名は「朴哲」。元・寿司職人。1982年に初めて北朝鮮に渡り、平壌市内の日本料理店「安山館」で働き始める。一時帰国後、87年に再訪朝。ほどなく金正日総書記本人に請われて、専属料理人となる。以来、マグロの買い付けなどのために、たびたび日朝間を往復しながら、都合13年間を北朝鮮で過ごす。96年、日本に帰国中に「出入国管理および難民認定法違反幇助」の容疑で逮捕されるが、釈放後の98年に三たび訪朝。2001年4月に決死の脱北行に成功し、日本に帰国。北朝鮮からの“刺客”を恐れて、潜伏生活を始める。現在、日本テレビ系列の番組で北朝鮮問題に関する証言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかしくん。

7
北朝鮮、そして、将軍様。呆れる位「最低の国家」だと改めて認識できました。藤本さんの勇気に、感謝。2014/04/19

おます

3
物すごーっく面白かった!工作人が世界中にいると書いてあって電車では怖くてよめなかった2010/10/09

高木正雄

2
昔読んだような気がするが内容は覚えていなかった。前作と重複する内容もあるがどの話も面白い。特にブラジル人のセックスショーの話で、玄関の蛍光灯の下で行われるのをじーっと見つめる幹部連を想像すると、中々シュールで笑ってしまった2024/09/28

藍色

1
前回読んだ藤本健二氏の本と重複する部分もあったが、今回新たに核開発について新事実が書かれていた。核シェルターの場所も書いてあり、人ごとながら少しはらはらした。著者はこの時点で金正恩が後継者だと正確に明記している。この件に限らないがTVコメンテーターがこんなににいいかげんで無責任な事を偉そうに言っているか。金正恩体制になり、国際社会に出てきそうな雰囲気。拉致問題が解決することを願う。2012/09/02

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