出版社内容情報
そして青春が終わり、明日なき放蕩が始まった。競輪場のジャンが鳴り、麻雀牌の音がする。血を騒がせるギャンブラーとの勝負に、今日も日が暮れてゆく…。一時は株の世界で巨額の資金を転がしたこともある著者の、奇想天外な自伝的小説。
内容説明
そして青春が終わり明日なき放蕩が始まった。血を騒がせた愛すべきロクデナシたち。『週刊ポスト』で連載中の超大作ギャンブル小説、遂に刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
19
大学へ入学した梨田が麻雀と女にのめり込んでいく青春ギャンブル小説。今の日本の若者には見られないワイルドさを感じ、自分もえらく興奮してしまった。後半は麻雀の点数の数え方を知らない自分にはちと重かったが、面白みは通じた。しかし、麻雀を始めたばかりの素人が玄人相手に勝ったり、スポンサーがそこら中から出てきたのにはあまりにも出来過ぎだと思う。亡くなった著者に哀悼の意を表したい。2015/04/25
Rie
4
最新刊ということで『浮かぶ瀬もあれ』を読もうとしたらシリーズものと知り慌てて初めの作品を手に取った。戦後生まれの大学生が麻雀と出合い博打に嵌まっていくというのは読んでて気持ちいいものではなかったけれど中盤くらいからは好きなことを極めていく様子に羨ましい気もしてきた。転落していく人生ばかり思い浮かぶ博打だけど嵌まっていくからこその続きを知りたい。麻雀も競輪もはっきりいってわからないから読みはすれども理解はできてないけれど雰囲気は味わえる。2013/02/17
Potten
2
積読本解消。20年近く前の本。何で買ってあったのか覚えていない。青春博打小説。前本のガッツンより重い感じ。『病葉』とは青葉に混じっている具合いが悪い葉、のような意らしく夏の季語でもあるそうだ。大学に入学したての主人公が学生生活に違和感を感じその後・・・という内容。舞台は自分が生まれた頃の東京のようだが東京で楽しんでいた頃が思い出され、感情移入。もっと本気でとことんヤればよかった♪続きが文庫本で沢山出版されており早速お取りよせて読破中。著者は去年亡くなられたそうだがとても面白く読ませてもらってます♪2016/11/19
烟々羅
2
僕はこの世界を知っている。 ……と思いながら読んでいた時点で著者の勝ち2011/12/29
Pochi
1
白川通が亡くなったのを、ついこの間知って、読み返してみた。 主人公は著者そのものなんだろうな、と思いながら読む。2018/06/10




