神と仏―民俗宗教の諸相

神と仏―民俗宗教の諸相

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  • サイズ A5判/ページ数 463p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093731041
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0339

出版社内容情報

卑弥呼に象徴される女性司祭の背景と伝統、仏教と神道の葛藤など、古代や中世にくり広げられた原初の宗教世界と民衆生活との関わりを民俗学の視点から掘り起こす。また、神や仏からはずされた魔・妖怪あるいは幽霊が日本人の意識の中にどう形成されてきたのか。日本の文化の中に伝統的に存在するこうした非合理な世界が日本人の精神構造とどう関わっているのかを探る。

内容説明

女性司祭の背景と伝統、仏教と神道の葛藤、魔・妖怪呪術…。これら古代・中世に展開された原初の宗教世界と民衆生活との関わり・構造を学際的に究明。毎日出版文化賞特別賞受賞(1986年度)。

目次

序章 神と仏
第1章 シャーマンの世界
第2章 女性司祭の伝統
第3章 仏教の民間受容
第4章 神社と神道
第5章 民衆の宗教
第6章 魔と妖怪
第7章 自然と呪術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mittsko

8
もう40年近くも前に出版された本なのに、知らない事、知らない考え方でいっぱいだ。自分がいかに民俗学を学んでこなかったか、すなわち「日本の思想と文化」を学べていないかを痛感する。そして、民俗宗教学の勉強のため、どれか一冊をというとき、ボクは今後、まず本書から読みはじめることを薦めていこうと思います…!( ー`дー´) 入門書のように体系立った整理はされていないけれど、日本の「民俗宗教」への大変素晴らしい糸口になる。論文集なので多少は読みやすいし。 ※ 小学館「日本民俗文化体系」全14巻の第4巻。1983年刊2021/08/17

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