出版社内容情報
全カヌーイスト憧れの地、カナダ・ユーコン川を下る……。アウトドア大好き少女のバイク事故、リハビリ、単身渡米、結婚、出産、……そして大河への挑戦。やりたいことだけ考えてたらこれだけ出来ちゃいました!
BE?PAL本誌2000年8月号?02年11月号まで連載されたエッセイ「車椅子から青空が見える」をまとめます。著者は88年、26歳の時にバイク事故で脊椎損傷、以来車椅子生活を送っています。ところが、著者はハンディをモノともせず単身米留学、カヌー挑戦などアクティブに活躍する超元気な美人アウトドアウーマン。本書はカヌーイスト憧れの地、カナダの大河、ユーコンを野田知佑氏らと下ったエピソード、および米留学時の体験を核に、夫君『松上くん』との独特の愛情生活を綴った痛快エッセイ。カヌーイストも、カヌーに興味ない読者も、彼女のあっけらかんとしたがんばりに胸を打たれ、快哉を叫び、ほろりと涙を流すこと請け合い。アウトドアファンだけでなく一般女性読者にも訴求する本です。
内容説明
「僕は自分で楽しくやるからお前も楽しめ」「私は自分で幸せになる」―私たちは障害のある女性と支える夫という、世間が期待する関係ではないようだ―恋に悩むすべての女性へ贈る応援歌!風変わりで新しい愛のカ・タ・チ。
目次
第1章 車椅子ライフ・ア・ゴーゴー!(「もう歩けない」―悲しいくらい確かな予感;「京子ちゃんなんか、まだ手が動くから幸せやで」;「死ぬんだったらさっさと死んどいてもらわんと」 ほか)
第2章 オレゴン州・ユージーンの空の下で(「知り合いが外国におるのもええな」;全車リフト付きのバスシステム;障害者バスケットはプロスポーツだ ほか)
第3章 カナダ・ユーコン川へ(「カヌーだったら京ちゃんもできるし、楽しいで」;「そうか、バイクに乗っていたときと似ているんだ」;「なぜこの人と結婚したのか」 ほか)
第4章 松上くんと私、“本当の”関係
著者等紹介
松上京子[マツウエキョウコ]
1962年生まれ。和歌山県田辺市在住。’88年にバイク事故で脊随損傷、以来車椅子生活を送る。’92年にアメリカに単身留学。帰国後カヌーと出会う。’96年に結婚、その後二児を出産。’98年に全カヌーイスト憧れの大河ユーコンを下り、新聞・テレビ・雑誌など各メディアに取り上げられる。’98年より2年に渡って雑誌『ビーパル』にエッセイを連載。ハンディキャップをさらりとかわし、アクティブに行動するその生き方が、反響をよんだ。現在、パートナー「松上くん」と独特の夫婦関係を築きながら、家事、子育て、アウトドア、講演活動と、日々忙しく活動している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羊山羊
ちゃこ
booklover
-
- 和書
- さかな大図鑑 (愛蔵版)