出版社内容情報
日本初のカントリー・リビング実践報告! 自然派作家の草分け・田渕義雄が綴る日本初のカントリー・リビング実践報告。自給自足的ホーム・エコロジーが展開されます。森暮らしの歓びと孤独を、迫力ある写真とともに語る「21世紀のための田園生活賛歌」。
月刊『ビーパル』に2年間にわたって連載された田渕義雄氏のエッセイ「田渕義雄の森暮らしの家、全スタイル」の単行本化です。氏は自然派作家の草分け的存在であり、アウトドアライフ・ブームの仕掛け人でもあります。またビーパル創刊以来、エッセイや実用記事に登場し、根強いファンを抱えています。「森からの手紙」「山からの手紙」「21世紀人のための自然生活暦」「寒山の森の工房から」などに次ぐ連載で、日本における初のカントリー・リビング実践報告として当初より話題となりました。洗練された手作りの家の写真とエッセイ、さらに実用性を加味して、まさにコーヒーテーブル・ブックとして楽しめる一冊です。
目次
プロローグ 自然生活の家
第1章 逆境に抗して
第2章 薪ストーブの家
第3章 ホーム・エコロジーと手作り
第4章 菜園のある庭
追伸 田園生活者のための「道具の話」あれこれ
著者等紹介
田渕義雄[タブチヨシオ]
1944年東京生まれ。作家。1982年、信州の山里に居を移し、作家活動を続ける。自給自足的田園生活を実践して、孤立無援をおそれず自分らしく生きたいと願う人々に幅広い人気を持つ。また園芸家、薪ストーブ研究家、家具製作者でもある
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感想・レビュー
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コウジ
3
先輩から拝借。ソローは未だ未読なので、その哲学に触れる手触りのある本でした。 著者のナチュラリスト・エコロジストの考え方は誰にでも真似の出来るモノでは有りませんが、「出来る事は自分で」の姿勢は学ぶべきものだし、汗と筋肉に依って学んだ事は確かな格言。 2.30年も前に今のsdgsやエシカルな生活スタイルを実践している事は稀有な実例。 時折、ゴミになるな肥料になれ等ユーモラスに感じる箇所も有り楽しく読めました。2022/06/21
sai
2
懐かしい記事と、実に美しい写真。和める本だ。余白の使い方がとても気持ちいい。堆肥を作り菜園を愛する頁はとても平和だ。こんな生き方ができる国は美しいと思う。石積みの家屋と手作りの木製キャビネットの調和はうらやましい飴色の世界。やればできるだろうか。踏み切るには勇気がいる。一冊自宅に欲しい。2015/10/15
kei
0
☆☆☆☆☆2012/09/18